相場放浪記

相場生活者、河内の風来坊のブログです

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おはようございます!河内の風来坊です。

2018年の11/14に『3年目の株高』と題して投稿しましたが、今回は第2弾になります。

3年目の株高と言うのは、米国の大統領が就任してから3年目は株高になりやすいと言う意味で、今年はバイデン大統領が就任してから3年目になります。

1941年以降の大統領が就任してから1年目~4年目のNYダウの平均上昇率は下記になります。(前回の投稿から抜粋しています)

1年目   2年目    3年目   4年目
6.3%  6.0%  14.3%  5.9%

3年目以外の上昇率は6%前後ですが、3年目だけ14.3%と突出して高くなっています。

米国株が調整すると景気後退懸念という言葉をよく見ますが、翌年に大統領選挙を控えているので、今年中にバイデン大統領は景気対策をしてくると見ています。

3年目のNYダウは18回中17回の割合(94%の確率)で上昇するので、2023年の終値は2022年の終値(33147ドル)よりも高くなると思います。

下記は過去5回の3年目の年の日経平均株価の騰落率になります。
①2003年 +24.5%
②2007年 -11.1%
③2011年 -17.3%
④2015年 + 9.3%
⑤2019年 +18.2%
  平均   + 4.7%

マイナスになった2007年は、日経平均はPER20倍前後、PBR2倍前後で推移して割高な時でした。当時はバリュー投資をしていましたが、割安株が少なく探すのに苦労した記憶があります。2011年は東日本大震災の影響をモロに受けた年になります。

現在の日経平均は割高ではなく割安ですので2007年の様な事はないと思います。又、2011年に起きた東日本大震災クラスの大災害が起きなければ今年は上昇する可能性が高いと思います。

今年は上昇する可能性が高いと見ているので、昨年の終値(26094円)を下回る局面は買い場になると思います。今回は以上です。

おはようございます!河内の風来坊です。

昨日の投稿で25%以上の下落を6回と書きましたが、正しくは7回でしたので書き直しました。

地震が発生する前に、動物は異変を感じると言われています。

本来なら人間も動物ですので異変を感じるはずなのですが、他の動物と違って人間には理性があるので感じなくなっています。

知識や情報を吸収しすぎると、理性がフタをしてしまって感性は鈍ると言われています。

トレードをしていて、異変を感じる事はとても大事な事なので、知識や情報は必要最小限にして、感性が鈍らない様に気を付けたいと思います。

短いですが今回は以上です。

こんにちは!河内の風来坊です。

日経平均株価の見立てについては、先週書いた内容に変更はありません。近々、23185円は超えてくると見ていますが、コロナショック前の高値24115円は超えられないと見ています。

下落トレンド入りする切っ掛けは、コロナ第2波以外になる様な気がしています。理由は、コロナ第2波は既に警戒されている(織り込みが進んでいる)と思うからです。

では、何が原因で下落トレンド入りするのか?は分かりません。今年ウイルスが世界的に大流行する事を、ほとんどの人が予測できなかったと思いますが歴史的な大暴落が起きました。

相場は何が起きるか分かりませんが、上昇トレンドの後には必ず下落トレンドがやって来ますので、コロナ第2波ばかりに目を奪われてしまわない様に気を付けたいと思います。

今から100年前の1918年(大正7年)~1920年(大正9年)にスペイン風邪が大流行しました。第1波~3波まであって日本人の約4割が感染して、ようやく終息しました。なので、コロナウイルスも集団免疫を獲得するまで終息しないと見ています。

今年に入ってから全国各地で震度3以上の地震が多発しています。私自身も2年前の大阪北部地震で震度6弱の地震を体験しました。

平安時代(794年~)の869年に貞観(じょうがん)地震が発生しました。9年後に関東地方で大地震が発生し、それから9年後に南海地震が発生しました。貞観地震は、地震の規模・震源地・被害状況などが2011年の東日本大震災とそっくりと言われています。

地震の詳しい事は分かりませんが、東北地方で巨大地震が発生した事によって、関東地方周辺のプレートに強い力が加わったのだと思います。

強い力が加わった事によって、重なり合うプレートのどちらかに負荷が掛かって「ひずみ」が生まれ、この「ひずみ」が限界に達して元に戻ろうとする時に、再び巨大地震が起きるみたいです。

強い力が加わった後、ひずみが限界に達するのが大体9年とすると、2011年の3月11日から既に9年が経過していますので、巨大地震に対して警戒が必要かなと思います。

株価・ウイルス・地震など、未来を正確に予測する事は不可能ですが、過去を見る事によって未来を知るヒントにはなると思います。 

こんにちは!河内の風来坊です。

まだ正式な発表はされていませんが、本日緊急事態宣言が全て解除される事になりそうです。

1月下旬にコロナウイルスという言葉を初めて聞きましたので、それから約4カ月で一旦落ち着いたかなという感じです。過去に流行したウイルスも、大体4~5カ月で一旦落ち着いたのではないかと思います。

緊急事態宣言が解除され、経済活動再開への期待感と感染拡大第2波への警戒感で、株価的にはイーブンかなと思います。

人類の歴史は2億年で、ウイルスの歴史は4億年だそうです。ウイルスの方が歴史が長いので人類はウイルスと共存していくしかないと思います。

現在、世界中の人々は、生命力が弱くなってきている様に感じています。弱くなってきている原因は、タバコの煙など有害な物を排除しようとする動きが盛んに行われているからだと思います。

人間も含めて動物は、無害や無菌状態にすると生命力は衰えてきます。今、世界中で健康オタクが増え、害や菌に対してヒステリックになり、そして抵抗力が弱くなってきていると感じています。

ウイルスを完全に封じ込めよう(無菌状態にしよう)とするのではなく、ウイルスと共存していくしかないと認識して、ウイルスに対して強くなろうと覚悟を決めた方がいいと私は思います。

ウイルスに対して強くなるとは、日頃から免疫力や抵抗力を上げておこう!と言う事です。

ワクチンや治療薬が出来るまでの我慢だと言う人がいますが、ワクチンや治療薬があっても免疫力が低ければ亡くなります。インフルエンザはワクチンも治療薬もありますが、毎年一定の人(1000人以上)は亡くなっています。

ウイルスに感染した場合、回復する人と亡くなってしまう人に分かれますが、その差は免疫力の差だと思います。

投資やトレードでも同じ様な事が言えると思います。投資やトレードにリスク(ウイルス)は付き物です。暴騰相場や暴落相場(パンデミック)も起きます。パンデミックが起きた時に、回復する人(生き残る人)と亡くなってしまう人(退場する人)の差は免疫力の差だと思います。

投資やトレードの免疫力を上げるには、
①退場しない程度に、痛い目に遭う
②ストレスを溜めない
③自分に合った教材を見つける
の3つを心掛けるといいと思います。

①は、一度ウイルスに感染すれば(経験すれば)免疫力は上がります。死なない(退場しない)程度に痛い目に遭う事によって、自然と免疫力は上がってくると思います。

②は、ストレスが溜まると免疫力は下がります。投資やトレードをしていてストレスが溜まるのは、不安が増している時だと思います。不安を軽減するには、不安に感じるほどポジションを取りすぎない様にするのが良いと思います。

③は、免疫力を高める食材を摂ると免疫力は上がります。投資やトレードも同じで、自分に合った(自分を高める)教材をネットや本で見つけて吸収する様に心掛けばいいと思います。 以上です。

こんにちは!河内の風来坊です。

不景気の株高とは、世の中は不景気でも株は上がる(高くなる)という意味ですが、その理由をいくつか書きたいと思います。

①景気悪化を既に織り込んでいる

不景気になる前にはショック安(暴落)が起きます。ショック安が起きている間に株価は景気悪化を織り込みます。

世の中が不景気になった時には、株価は既に底を打っているので、これ以上は下がらない(上がる)という事になります。

更に世の中が不景気の間に、株価は景気回復を織り込みに行くので株高になりやすくなっています。

②生き残った投資家は慌てて売らない

ショック安が起きた時に投資家は淘汰されます。生き残った投資家は、パニックになったり慌てて売ったりはしませんので、その後の株価は下がりにくい(上がりやすい)状態になっていると思います。

初心者の人は、まずは買いから始めるので株式市場に参入してくるのは、ほとんどの人が上昇相場の時だと思います。そして乗り遅れてはいけない!と急いで買いに行くので、アベノミクスの初動(2012年12月~2013年5月)の様な暴騰相場が生まれます。

上昇相場から参入してきたので、急落や暴落には慣れていません。慣れていないので、その後に暴落相場が起きればパニックになってしまい退場してしまうケースが多いと思います。

『暴騰相場も暴落相場も、初心者が作る』と言っても過言ではないと思います。

③優良企業は不景気の影響を受けにくい

企業の9割以上は中小企業です。大企業は1割にも満たない数で、その中で上場企業は3614社、1部上場企業は2168社、日経平均株価を構成している企業は225社です。

日経225社は選りすぐりの優良企業で成り立っていて、リスクに対して備えもしているので、不景気になっても日経平均株価はあまり下がらないと思います。

後は、政府が経済対策を打ってくる、中央銀行が金融市場に資金を投入してくる、なども株高になる理由だと思います。

日経平均株価は底を打ちましたが、景気はまだ底を打っていませんので、これから『不景気の株高』という言葉を目にする機会が増えてくると思います。

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