相場放浪記

相場生活者、河内の風来坊のブログです

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おはようございます!河内の風来坊です。

メモ代わりに今年の信用残高・ドル円・裁定売り需要について振り返ってみたいと思います。

下記は2024年の信用買い残・売り残・損益率の最大と最小です。

買い残
最大 07/26 4兆9808億円
最小 01/12 3兆4542億円

売り残 
最大 03/22 1兆0926億円
最小 11/01   5263億円

損益率
最大 08/09 -14.16%
最小 03/22 - 2.55%

8月上旬の暴落前(7/26)に信用買い残はピークを打ち、暴落後(8/9)に損益率は1番悪化しています。

来年も信用買い残が5兆円に近付いたら急落または暴落に注意する必要があると思います。ちなみに現時点の信用買い残は4兆3509億円です。

日経平均株価は3/22と7/11に高値を付けましたが、3/22に信用売り残は最大になり、損益率は最小になりました。

今年に限らず、損益率が増加すればするほど底に近付いて、減少すればするほど天井に近付く傾向は来年以降も続くと思います。

下記は2024年のドル円の高値と安値です。
7/03 高値161.99円
9/26 安値139.56円

ドル円先物のネット(差引)で1番ショートが多かったのは7/2の184223枚で、1番ロングが多かったのは9/24の66011枚です。

ドル円が高値を付ける直前にショートはピークを打ち、安値を付ける直前にロングはピークを打ちました。

来年は円が買われやすくなるので、ネットでショートのピークは11~13万枚、ロングのピークは8~10万枚になると見ています。

下記は2024年の裁定売り需要(買い残-売り残)の最大と最小です。その下は日経平均が高値と安値を付けた週の裁定売り需要です。

最大 5/31 2兆2472億円
最小 9/06   6951億円

高値 7/12 2兆1297億円
安値 8/09   7299億円

来年も裁定売り需要が2兆円を超えたら天井は近い、8000億円を割ったら底は近いと捉えて売買していきたいと思います。

ちなみに現時点の裁定売り需要は1兆4193億円で、2兆円と8000億円の中間辺りとなっています。

来年も信用残高と損益率、ドル円と先物ポジション、裁定売り需要の動向を、1週間に1回はチェックしたいと思います。今回は以上です。

こんにちは!河内の風来坊です。

過去13年間で、日経平均株価の11月終値~12月高値まで何%上昇したのか?を調べて見ました。

下記の上昇率は11月終値~12月高値までの上昇率で、高値日は12月に高値を付けた日です。

 年号    上昇率   高値日
2011年 3.5%  07日
2012年 10.4% 28日
2013年 4.2%  30日
2014年 3.3%  08日
2015年 1.3%  01日
2016年 7.0%  21日
2017年 1.2%  12日
2018年 1.6%  03日
2019年 3.4%  17日
2020年 4.4%  29日
2021年 4.7%  28日
2022年 1.6%  01日
2023年 1.0%  20日

上昇率の平均は3.66%なので、約3.7%になります。

上昇率の1%台は5回で最も多くなっています。1%未満は0回なので、少なくとも11月終値~12月高値まで1%以上は上昇すると思います。

1%台で高値を付けた日を見ると、上旬(1~10日)が3回、中旬(11~20日)が2回となっているので、上昇率が小さい時は早めに高値を付ける傾向があります。

上昇率の2%台は無くて3%台は3回となっています。高値を付けた日を見ると上旬が2回、中旬が1回なので3%台も早めに高値を付ける傾向があります。

4%台は3回、7%台は1回、10%台は1回となっています。高値を付けた日を見ると、全て下旬(21~30日)になっているので、4%を超えて上昇した場合は下旬に高値を付ける傾向があります。

12月上旬~中旬に11月終値から+1%以上~4%未満で高値を付ける(Aパターン)、下旬に+4%以上で高値を付ける(Bパターン)、大きく分けて2通りになると思います。

11月の騰落率の反動が12月に出ると思うので、私は11月終値を『41035~41426円』と予想していますが、予想通りか予想以上ならAパターンに、予想以下ならBパターンになると見ています。

今回は以上です。

おはようございます!河内の風来坊です。

日経平均は1年の中で11月が最も上昇しやすい月なので、2011~2023年までの騰落率を調べて見ました。

前回は2021年11月2日に『11月の騰落率』と題して投稿したので、今回は第2弾になります。

 年号     騰落率
2011年  -6.2%
2012年  +5.8%
2013年  +9.3%
2014年  +6.4%
2015年  +3.5%
2016年  +5.1%
2017年  +3.2%
2018年  +2.0%
2019年  +1.6%
2020年  +15.0%
2021年  -3.7%
2022年  +1.4%
2023年  +8.5%

過去13年間の平均騰落率は+3.99%になります。

毎年10月末に日経ETFを買って、11月末に売れば約4%のリターンを得る事になります。

上昇した年は11回(85%)、下落した年は2回(15%)です。

下落した2回は奇数年なので、偶数年だけの平均騰落率を見ると+5.95%になります。

米国の大統領選挙があった年(2012・16・20年)の平均騰落率は+8.63%になります。

今年は大統領選挙の年ですが、2020年だけ突出して上昇率が高いので、今年の11月は2012・16年の騰落率、または偶数年の平均騰落率と同じく+5~6%になると見ています。

現時点では10月末の終値は分かりませんが、10/2の投稿では40156円前後になると予想しました。

仮に10月末の終値を40156円とすると、+5~6%(11月末の終値予想)は42164~42565円になります。

現時点のEPSは2511円、BPSは28699円なので、42164~42565円はPER16.7~16.9倍、PBR1.46~1.48倍になります。

今年のPERの高値は17.7倍(5/7)で、PBRは1.57倍(3/22・7/11)なので、42164~42565円まで上昇する可能性は十分にあると見ています。

現時点で年初来高値は42426円(7/11)です。

今年高値を付けたタイミングを見ると3/22→7/11と約4カ月後に更新したので、7/11から約4カ月後に当たる11月中に高値を付ける(更新する)展開を想定しておきたいと思います。

11月の上昇率は+5~6%になると見ていますが、これは終値時点の予想なので、一時的には11月中に(10月末の終値から)+5~6%を超える事もあると見ています。

高値(天井)予想は、10月末の終値、25日線の位置、EPSとBPSの推移などを見て(11月に入ってから)予想したいと思います。

今回は以上です。

こんにちは!河内の風来坊です。

2022年9月9日に『10月の騰落率』と題して投稿しました。あれから2年経ったので、再び日経平均の10月の騰落率を調べて見ました。

下記は過去12年間の10月の騰落率になります。

 年号    騰落率
2012年 +0.7%
2013年 -0.9%
2014年 +1.5%
2015年 +9.7%
2016年 +5.9%
2017年 +8.1%
2018年 -9.1%
2019年 +5.4%
2020年 -0.9%
2021年 -1.9%
2022年 +6.4%
2023年 -3.1%

10月の平均騰落率は+1.82%になります。

2年前に計算した平均騰落率は+1.85%だったので、ほぼ同じ結果になりました。

上昇した年は7回(58%)、下落した年は5回(42%)になります。

今年の9月の日経平均は下落しました。過去12年間(2012~23年)で、9月に下落した年は2015・16・22・23年になります。

9月に下落した年の10月の平均騰落率を見ると+4.7%になります。

全体(+1.82%)を大きく上回っているので、9月に下落したら反動で10月は上昇する確率が高くなると言えます。

今年と同じ状況(9月に下落して11月に米国の大統領選挙)の年は、過去12年間では2016年だけです。

2016年10月の騰落率は+5.9%で、今年の9月末の終値37919円から+5.9%は40156円になります。

もし10月末の終値が40156円前後だとすると、前回の投稿でスピード調整について書きましたが、調整は35000円を割らないAパターンになると見ています。今回は以上です。

こんにちは!河内の風来坊です。

大発会(1/4)~昨日(9/2)まで164営業日になりますが、この間に日経平均株価が高値と安値を付けた時間を調べて見ました。

時間帯は6つに分けて、高値と安値の数字は合計した回数になります。

     時間帯       高値  安値
①09:00~09:10  39  33
②09:11~10:00  30  32
③10:01~11:30  23  38
④12:30~13:59  28  30
⑤14:00~14:49  17  11
⑥14:50~15:00  27  20

今度は上記の回数を割合で表して見ました。

時間帯   高値     安値
 ①   23.8%  20.1%
 ②   18.3%  19.5%
 ③   14.0%  23.2%
 ④   17.1%  18.3%
 ⑤   10.4%   6.7%
 ⑥   16.4%  12.2%

高値を付けた時間を見ると、前場(①~③)が56.1%で、後場(④~⑥)が43.9%なので、前場の方が高値を付けやすい傾向になっています。

特に①と②の割合が高くなっているので、高値で売る場合は寄り付きから10分、又は寄り付きから1時間は集中した方が良いと思います。

安値を付けた時間を見ると、前場が62.8%で後場が37.2%なので、高値以上に安値は前場に付けやすい傾向となっています。

前場に安値を付けやすい傾向になっていますが③と④の割合も高いので、急いで寄り付きから1時間(①と②)の間に買わなくても大丈夫かなと思います。

最後に今年は今日も含めて残り81営業日になりますが、上記の割合を当てはめた回数は下記になります。

時間帯  高値   安値
 ①  19回  16回
 ②  15回  16回
 ③  11回  19回
 ④  14回  15回
 ⑤   9回   5回
 ⑥  13回  10回 

残り81営業日の高値と安値を付ける時間帯の回数は、大体上記通りになると思うので、今後の売買の参考にして頂ければと思います。

今回は以上です。

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