11月の騰落率からスタートして、先日投稿した10月の騰落率で、過去10年間の月別平均騰落率を調べ終えたので、まとめを投稿したいと思います。
下記は平均騰落率の高い順になっています。〇で囲った数字は順位です。
平均騰落率は小数点第1位で記載したり、第2位で記載したりしてバラバラだったので、小数点第2位に統一しました。
上昇は過去10年間で上昇した回数、下落は下落した回数です。
1番右の20年は、過去20年(2001~20年)の月別平均騰落率の順位です。
月 平均騰落率 上昇 下落 20年
①11月 +4.57% 9回 1回 ①
②09月 +2.20% 8回 2回 ⑧
③04月 +2.04% 6回 4回 ②
④10月 +1.85% 6回 4回 ⑦
⑤12月 +1.00% 7回 3回 ③
⑥02月 +0.63% 6回 4回 ⑥
⑦06月 +0.45% 6回 4回 ⑤
⑧03月 +0.31% 5回 5回 ④
⑨05月 +0.24% 6回 4回 ⑨
⑩07月 +0.16% 6回 4回 ⑩
⑪01月 -0.02% 6回 4回 ⑫
⑫08月 -0.21% 5回 5回 ⑪
過去10年と過去20年の順位を見比べてみると、11月(①と①)・2月(⑥と⑥)・5月(⑨と⑨)・7月(⑩と⑩)は順位は変わらず同じになっています。
1位の11月は2位を大きく引き離しているので、当分の間1位の座は揺るがないと思います。
4月(③と②)と12月(⑤と③)は、どちらもベスト5に入っているので、安定してパフォーマンスの良い(平均騰落率の高い)部類に入っていると思います。
逆に1月(⑪と⑫)と8月(⑫と⑪)は、どちらも2ケタ順位なのでパフォーマンスの悪い月の代表格になっている印象です。
9月(②と⑧)と10月(④と⑦)は、順位の変動が大きくなっていますが、リーマンショックを含む過去20年と、含まない過去10年の違いが出たと思います。
3月(⑧と④)と6月(⑦と⑤)も変動していますが、3月はコロナショック、6月はブレクレジットショックがあったので、過去10年と20年で違いが出たと思います。
大暴騰または大暴落によって平均騰落率の順位は変動しますが、総合的に半年単位で見ると、9月~2月は上昇しやすくて、3月~8月は下落しやすいと見ています。
4ヵ月単位ではパフォーマンスが良い順に、9月~12月・1月~4月・5月~8月の順で見ています。
3ヵ月単位では、10月~12月・4月~6月・1月~3月・7月~9月の順で見ています。
2ヵ月単位では、11月~12月・3月~4月・9~10月・5月~6月・1月~2月・7月~8月の順で見ています。
半年単位は長すぎる、2ヵ月単位は短すぎる感じがするので、3ヵ月と4ヵ月単位を重視しています。
月別の平均騰落率はあくまでも傾向ですが、売買する時の参考にしたいと思います。
上昇しやすい時期の前に下落すれば買いの仕込み場になりますし、下落しやすい時期の前に上昇すれば売りの仕込み場になると思います。
今回は以上です。