おはようございます!河内の風来坊です。
昨日、日銀が動いて17年ぶりに利上げをしました。そして当面の間、金融緩和は続けるとの事です。
当面の間とは、いつまでの事なのか分からず言葉を濁しているのは、経済は日々動いていて状況が変わるからだと思います。
昨日から円安が進んでいますが、円安は物価上昇圧力を強めるので、円安になればなるほど利上げの時期は早くなると思います。
バフェット氏は「株式市場にとって最大の脅威は金利の上昇」と言っていますが、日本の株式市場にとって最大の脅威は大地震だと思います。
今年の元旦に発生した能登半島地震の経済損失は、推定で約4350~8700億円と言われています。
1995年に発生した阪神大震災の経済損失は約9.6兆円で、2011年に発生した東日本大震災は約16.9兆円になります。
日経平均株価は阪神大震災の時は26.1%下落して、東日本大震災の時は21.6%下落しました。
経済損失額は阪神大震災よりも東日本大震災の方が多いですが、下落率が小さくなったのは1995年よりも2011年の方が割安だったからだと思います。
今後想定される首都直下型地震の経済損失は約48.5兆円で、東日本大震災の約3倍になります。
南海トラフ地震で想定される経済損失は約169.5兆円で、東日本大震災の約10倍になります。
今後、防災意識が高まって減災する事ができたら損失額は縮小できると思いますが、それでも日本経済に大きなダメージを与える事になります。
大地震が発生した時に、日経平均株価が割高か割安かで下落率は変わってくると思いますが、経済損失の規模から首都直下型地震や南海トラフ地震が発生したら30~40%以上は下落すると見ています。
南海トラフ地震が発生する前には、日本各地で直下型地震が多発すると言われているので先に首都直下型地震が起きて、その後に南海トラフ地震が起きると見ています。
大地震はいつ発生するのか分からないので、過度に警戒すると身体が持ちませんが、大事な命や資産を守る為に、最低限の備えはしておく必要があると思います。
投資やトレードで最低限の備えとは、先物や信用取引をしている場合は資金の何%かは現物にシフトする。グロース株だけに投資している場合は何%かはバリュー株にシフトする。などです。
突発的な出来事が起きて暴落した場合は、現物取引やバリュー株は強いです。人気のあるグロース株だと、売りが殺到して(何日もストップ安が続いて)売りたくても売れなくなる事が出てくると思います。
後、阪神大震災や東日本大震災が発生してから保有している銘柄の株価(又は日経平均株価)はどう動いたか!?を自分自身で検証する事も今後の地震に対する備えになると思います。
休日に暗い話を書いてしまいましたが、午後からは友人と会って、夜は親族の家に行ってリラックスしたいと思います。今日は風が強いので気を付けないといけませんね。今回は以上です。
昨日、日銀が動いて17年ぶりに利上げをしました。そして当面の間、金融緩和は続けるとの事です。
当面の間とは、いつまでの事なのか分からず言葉を濁しているのは、経済は日々動いていて状況が変わるからだと思います。
昨日から円安が進んでいますが、円安は物価上昇圧力を強めるので、円安になればなるほど利上げの時期は早くなると思います。
バフェット氏は「株式市場にとって最大の脅威は金利の上昇」と言っていますが、日本の株式市場にとって最大の脅威は大地震だと思います。
今年の元旦に発生した能登半島地震の経済損失は、推定で約4350~8700億円と言われています。
1995年に発生した阪神大震災の経済損失は約9.6兆円で、2011年に発生した東日本大震災は約16.9兆円になります。
日経平均株価は阪神大震災の時は26.1%下落して、東日本大震災の時は21.6%下落しました。
経済損失額は阪神大震災よりも東日本大震災の方が多いですが、下落率が小さくなったのは1995年よりも2011年の方が割安だったからだと思います。
今後想定される首都直下型地震の経済損失は約48.5兆円で、東日本大震災の約3倍になります。
南海トラフ地震で想定される経済損失は約169.5兆円で、東日本大震災の約10倍になります。
今後、防災意識が高まって減災する事ができたら損失額は縮小できると思いますが、それでも日本経済に大きなダメージを与える事になります。
大地震が発生した時に、日経平均株価が割高か割安かで下落率は変わってくると思いますが、経済損失の規模から首都直下型地震や南海トラフ地震が発生したら30~40%以上は下落すると見ています。
南海トラフ地震が発生する前には、日本各地で直下型地震が多発すると言われているので先に首都直下型地震が起きて、その後に南海トラフ地震が起きると見ています。
大地震はいつ発生するのか分からないので、過度に警戒すると身体が持ちませんが、大事な命や資産を守る為に、最低限の備えはしておく必要があると思います。
投資やトレードで最低限の備えとは、先物や信用取引をしている場合は資金の何%かは現物にシフトする。グロース株だけに投資している場合は何%かはバリュー株にシフトする。などです。
突発的な出来事が起きて暴落した場合は、現物取引やバリュー株は強いです。人気のあるグロース株だと、売りが殺到して(何日もストップ安が続いて)売りたくても売れなくなる事が出てくると思います。
後、阪神大震災や東日本大震災が発生してから保有している銘柄の株価(又は日経平均株価)はどう動いたか!?を自分自身で検証する事も今後の地震に対する備えになると思います。
休日に暗い話を書いてしまいましたが、午後からは友人と会って、夜は親族の家に行ってリラックスしたいと思います。今日は風が強いので気を付けないといけませんね。今回は以上です。