相場放浪記

相場生活者、河内の風来坊のブログです

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こんにちは!河内の風来坊です。

下記は2000年~2022年の日経平均株価の年初来高値と安値を付けた日付と株価です。★は大発会か大納会になります。

 年号     高値      安値
2000年 04月12日  12月21日
      20833円  13182円

2001年 05月07日  09月21日
      14556円   9382円

2002年 05月27日  10月10日
      12081円   8197円

2003年 10月21日  04月28日
      11238円   7603円

2004年 04月26日  02月10日
      12195円  10299円

2005年 12月29日  04月21日
      16445円  10770円

2006年 04月07日  06月14日
      17563円  14045円

2007年 02月26日  11月22日
      18300円  14669円

2008年★01月04日  10月28日    
      15156円   6994円 

2009年 08月31日  03月10日
      10767円   7021円

2010年 04月05日  09月01日
      11408円   8796円

2011年 02月17日  11月25日
      10891円   8135円    

2012年★12月28日  06月04日
      10433円   8238円

2013年★12月30日  01月09日
      16320円  10398円

2014年 12月08日  04月11日
      18030円  13885円    

2015年 06月24日  01月16日
      20952円  16592円

2016年 12月21日  06月24日
      19592円  14864円

2017年 11月09日  04月17日
      23382円  18224円    

2018年 10月02日  12月26日
      24448円  18948円

2019年 12月17日 ★01月04日
      24091円  19241円    

2020年 12月29日  03月19日
      27602円  16358円

2021年 09月14日  08月20日
      30795円  26954円

2022年 01月05日  03月09日
      29388円  24681円

下記は月別の高値と安値を付けた回数です。
2000年~2022年は23回(年)になります。

高値 1月 2月 3月 4月 5月 6月
   2回 2回 0回 4回 2回 1回

   7月 8月 9月 10月 11月 12月
   0回 1回 1回 2回 1回 7回

安値 1月 2月 3月 4月 5月 6月
   3回 1回 3回 4回 0回 3回
        
   7月 8月 9月 10月 11月 12月
   0回 1回 2回 2回 2回 2回

年初来高値を付けた月を見ると、12月が7回で1番多くなっています。11月は1年の中で最も騰落率が良いので、その余勢で12月に高値を付けやすくなっていると思います。

12月に次いで4月が4回で2番目に多くなっています。4月か12月に高値を付ける確率は47.8%になります。

年初来安値を付けた月を見ると、まんべんなく散らばっていますが、4月が4回で1番多くなっています。4月は高値・安値ともに4回ずつになるので、高値か安値を付けやすい傾向があります。

安値を上半期と下半期で見ると、1月~6月は14回、7月~12月は9回なので、安値は上半期に付けやすい傾向があります。

高値・安値ともに7月は0回で8月は1回となっています。1年の中で1番暑い時期は、高値・安値ともに付けにくい傾向があります。

年が明けてから、高値を先に付けてから安値を付けるか(高値→安値)、安値を先に付けてから高値を付けるか(安値→高値)を見ると、高値→安値は10回、安値→高値は13回で、大きな差はありませんでした。

高値→安値または安値→高値が前年と同じか、それとも変わるかで見ると22回中、同じが14回(63.6%)、変わるが8回(36.4%)となりました。

今年は1月高値、3月安値で高値→安値になりましたので、来年も高値→安値になる確率が高いと思います。

確率通り高値→安値になれば『2023年は4月に高値を付け、9~12月に安値を付ける』と予想します。

ただ、高値~安値の下落率が昨年や今年みたいに小さければ『4月に高値を付け、6月に安値を付ける』と予想します。

もし、高値→安値にならずに安値→高値になった場合は『2023年は1・3・4・6月に安値を付け、12月に高値を付ける』と予想します。

安値→高値は13回ありますが、13回中7回は12月に高値を付けています。

1年の中で年初来高値は1番の売りポイントになりますし、年初来安値は1番の買いポイントになりますので、今回の投稿が読まれた方の参考になればと思います。今回は以上です。

こんにちは!河内の風来坊です。

2011年~22年の日経平均株価の安値~高値までの上昇率と、高値~安値までの下落率を下記にまとめて見ました。まだ2022年は終わっていないので、現時点の高値と安値で計算しています。

 年号     安値~高値   高値~安値
2011年  +33.9%  -25.3%
2012年  +26.6%  -21.0%
2013年  +57.0%  -36.3%
2014年  +29.9%  -23.0%
2015年  +26.3%  -20.8%
2016年  +31.8%  -24.1%
2017年  +28.3%  -22.1%
2018年  +29.0%  -22.5%
2019年  +25.2%  -20.1%
2020年  +68.7%  -40.7%
2021年  +14.3%  -12.5%
2022年  +19.1%  -16.0%
 平均    +35.2%  -23.7%

2011年~20年の安値~高値の上昇率は全て25%以上ですが、昨年と今年は25%以下になっています。

2011年~20年の高値~安値の下落率は全て20%以上ですが、昨年と今年は20%以下になっています。

上記から昨年と今年は、日経平均株価の動きが小さかった事が分かると思います。動きが小さい状態が何年も続くとは思えませんので、来年以降は上にも下にも値幅が出ると見ています。

リーマンショックからコロナショックの間でPBRが一番高かったのは、2015年4月の1.56倍です。2015年4月は15年ぶりに日経平均株価が2万円台を回復した時になります。

今年PBRが一番高かったのは1.3倍ですが、来年以降は1.3倍以上でも買われる局面が訪れると思います。

日経平均株価は15カ月(1年3ヵ月)に1回の割合で20%以上の下落が起きます。

コロナショックから33カ月(2年9カ月)が経過しますが、20%以上の下落は1度も起きていないので、来年以降は20%以上の下落が起きると思います。

昨年から動きが小さい状態が続いているので(油断している人が多いと思うので)、今後は大きな波が起きやすくなっていると感じています。

大きな波は油断しているとピンチになりますが、準備をしていると利益を伸ばすチャンスになるので、準備を怠らない様に心掛けたいと思います。

『上昇トレンドになれば年初来安値から25%以上は上がる。下落トレンドになれば年初来高値から20%以上は下がる』事を、常に想定(準備)しながら動く(売買する)のが良いと思います。今回は以上です。

おはようございます!河内の風来坊です。

地震対策シリーズの最終回です。最後はシミュレーションをしてみたいと思います。

日経平均株価が28000円の時に、都市部で震度7の大地震が発生したと仮定します。

①地震発生前の株価    28000円           
②発生から2~6営業日目 24745円           
③リバウンド後の高値   27220円
④地震発生後の最安値   21834円

②は地震発生直後に急落した後の安値になります。東日本大震災の時はPBR1.02倍で急落が止まりました。現時点のPBR1.02倍は24745円になります。

年初来安値は3/9の24681円なので、僅か2~6営業日で年初来安値付近まで下落する事になります。

28000円→24745円まで、下落率は-11.6%(-3255円)です。

リバウンドは下落率に近くなるので、10%リバウンドしたとすると、③は24745円×1.1=27220円になります。

東日本大震災ではPBR0.90倍で最安値を付けました。現時点のPBR0.9倍は21834円(④)になります。

28000円→21834円まで、-22%(-6169円)です。

大地震が発生すると20%以上は下落するので、28000円で発生したとすると21834円まで下落する事を想定しておきたいと思います。

日柄は発生前~底までの日柄(6カ月以上)と、底~元の株価に戻るまでの日柄は大体同じになると思います。シミュレーションは以上です。

大地震は突然やって来るので、いつ来ても落ち着いて売買できる様に、定期的にシミュレーションをしておきたいと思います。今回は以上です。

こんにちは!河内の風来坊です。

下記の株価は日経平均株価です。

阪神大震災
①地震発生前の株価 19331円
②地震後の最安値  14295円
③地震発生前の株価 19412円
 に戻した時の終値

①~② -26.1%(-5036円) 約6カ月半
②~③ +35.8%(+5120円) 約5カ月

東日本大震災
①地震発生前の株価 10378円
②地震後の最安値   8135円
③地震発生前の株価 10395円
 に戻した時の終値

①~② -21.6%(-2243円) 約8カ月半
②~③ +27.8%(+2260円) 約13カ月

阪神大震災・東日本大震災ともに下落率は20%以上になっていて、日柄は6カ月(半年)以上になっているので、3つ目の特徴は『大地震が発生したら20%以上は下落して、日柄は半年以上になる』です。

阪神大震災の時は、地震発生~底までの日柄(約6カ月半)が約半年で、底~株価が回復するまでの日柄(約5カ月)も約半年になっています。

東日本大震災の時は、地震発生~底までの日柄(約8カ月半)が10カ月前後で、底~株価が回復するまでの日柄(約13カ月)も10カ月前後になっています。

なので、4つ目の特徴は『地震発生~底までの日柄と、底~株価が回復するまでの日柄は大体同じになる』です。

これまで挙げた4つの特徴を改めて書くと、
①『リバウンドが早い(2~6営業日)』
②『リバウンド(上昇率)は、リバウンド前の下落率に近くなる』
③『大地震が発生したら20%以上は下落して、日柄は半年以上になる』
④『地震発生~底までの日柄と、底~株価が回復するまでの日柄は大体同じになる』

続きは後日投稿します。次回が最後になります。今回は以上です。

こんにちは!河内の風来坊です。

経済(株価)に影響を与える規模の大地震は突然やって来るので、過去に起きた大地震を参考にして、いつ来ても慌てる事がない様に想定しておきたいと思います。

大地震後の日経平均株価の1つ目の特徴は『リバウンドが早い』です。大地震が発生した直後はパニック売りが出て急落しますが、少しすると「思ったより大した事ないのでは?」という空気が流れてリバウンドします。

阪神大震災
①地震発生前の株価  19331円
②リバウンド前の安値 17698円
③リバウンド後の高値 18854円

①~② -8.4%(-1633円) 6営業日
②~③ +6.5%(+1156円) 5営業日

東日本大震災
①地震発生前の株価  10378円
②リバウンド前の安値  8227円
③リバウンド後の高値  9822円

①~② -20.7%(-2157円) 2営業日
②~③ +19.4%(+1595円)12営業日

地震が発生してから2~6営業日でリバウンドしています。

阪神大震災の時は、①~②は5%~10%で、②~③も5%~10%になっています。

東日本大震災の時は、①~②は20%前後で、②~③も20%前後になっています。

2つ目の特徴は『リバウンド(上昇率)は、リバウンド前の下落率に近くなる』です。

急落が大きければリバウンドも大きくなり、急落が小さければリバウンドも小さくなるのは、よくある事だと思います。

大地震が発生した直後は必ずパニック売りが出ると思いますが、今日挙げた2つの特徴を抑えておけば、慌てる事なく対応できると思います。

私は阪神大震災は経験していませんが、東日本大震災の時は現物でトレードしていました。

地震前に買っていて、地震が発生した直後も買ったので、急落した時は含み損が拡大しましたが、リバウンドする前に多めに追加買いを入れて平均値が下がったので、リバウンドした時には難なく利食いできた記憶があります。

まだ続きがありますが、長くなるので後日投稿します。今回は以上です。

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