相場放浪記

相場生活者、河内の風来坊のブログです

カテゴリ: 短期売買

こんにちは!河内の風来坊です。

今回は自分の売買について書きたいと思います。

現在、私は利食いの目安を『建玉から600円』にしています。

600円にしている理由は、日経平均またはETF(1321)の2%は、大体500~600円になるからです。

利食いが1%では早過ぎる、3%では欲張り過ぎる、と思うので2%ぐらいが丁度良いと感じています。

もちろん状況によっては200~500円で利食いする時もありますし、700~1000円の時もありますが、目安は600円にしています。

先日、ETF(1321)の27500円の買い玉を27700円で利食いしたのは、配当落ちが約500円あったからです。実質は(27700円-27500円)+500円=700円になります。

注文は、ほとんど指値にしています。成行にすると自分から株価の方に寄っていく様に感じるからです。株価から自分の方に寄って来てもらう様にしています。

毎朝、場が開くまでの間にチェックする事は主に以下の4つです。
①5・25・75日線
②PBR1.1倍・1.2倍・1.3倍
③今月の騰落日数
④直近2週間の高値と安値を付けた時間

これ以外にも裁定・信用残高、騰落レシオ、空売り比率、前日の4本値(始値・高値・安値・終値)などもチェックしています。

①は特に25日線を重視しています。25日線より株価が上に大きく乖離すれば下落しやすくなりますし、下に大きく乖離すれば上昇しやすくなると捉えています。

②は今年の日経平均はPBR1.1~1.3倍で推移しているので、底(1.1倍)中間(1.2倍)天井(1.3倍)の内、現時点の株価はどこに近いかを見ています。

③はシンプルに上昇日数が多ければ下落しやすくなり、下落日数が多ければ上昇しやすくなると捉えています。

④は売買する日だけチェックしています。買う場合は安値を付けた時間、売る場合は高値を付けた時間を見て、どの時間帯に集中するべきか決めています。

打診は5%から始めています。5%→5%→10%→10%・・・というイメージを持っていますが、今年は5%→5%で反転してしまう(利食いしてしまう)事が多くなっています。

打診を10%から始めた方が良いのかも分かりませんが、リズムを崩したくないので、しばらくは打診5%を続けたいと思います。

約定した後は、次の売買の準備をしています。

買建27100円(5%)
 (26440)

26700円(5%)-26900円(10%)
(26040)    (26240)
26680円(〃 )ー26890円( 〃 )
26660円(〃 )-26880円( 〃 )
26640円(〃 )-26870円( 〃 )
26620円(〃 )-26860円( 〃 )
26600円(〃 )-26850円( 〃 )
(25940)   (26190)

上記は昨日約定した後に、B4用紙に書いたものです。実際(左側)は26300円まで書いていますが、長くなるので省略しています。

株価の下の( )には日経平均株価を記入しています。現在、ETF(1321)と日経平均の差は660円になります。

左側(26700~600円)は追加買いをした時の株価で、右側(26900~850円)は約定した時の平均値になります。

27100円で打診を入れて、次(追加買い)は27100円から400円下落してから準備に入る(板を監視する)ので、26700円からスタートしています。

400円下落するまで追加買いを入れないのは、1度の追加買いで平均値を200円以上は下げたいからです。

ただ、状況によっては200円下落してから追加買いの準備に入る時もありますし、600円下落してから準備に入る時もあります。

今回は追加買いについて書いていますが、追加売りの時も手順は同じです。自分の売買について思いつくままに書きましたが、参考にできる部分があれば参考にして頂ければと思います。今回は以上です。

こんにちは!河内の風来坊です。

分割売買には、株数か資金を均等に分割していく均等分割と、株数か資金に強弱をつけて分割していく不等分割がありますが、今回は均等分割する時の注意点を書きたいと思います。

A 株数を均等にして買い下がった場合
3000円で1000株(300万円)
2000円で1000株(200万円)
1000円で1000株(100万円)
平均値 2000円
株数  3000株
資金  600万円

B 資金を均等にして買い下がった場合
3000円で667株(200.1万円)
2000円で1000株(200万円)
1000円で2000株(200万円)
平均値 1636円
株数  3667株
資金  600.1万円

AとBを比べると投資金はAもBも600万円ですが、平均値はBの方が低い(安い)のでBの方が形は良いです。平均値が低ければプラス(利益)に持っていきやすくなります。

3000→2000→1000円と買い下がった後に、4000円まで上昇した場合と500円まで下落した場合を比較すると、

4000円まで上昇
A +600万円
B +867万円

500円まで下落
A -450万円
B -417万円

Bの方が利益は大きくなり、損失は小さくなりました。

均等分割で買い下がる場合は、資金を均等にして買い下がった方が有利になりますので、株数を均等にして買い下がる場合は注意して下さい。

A 株数を均等にして売り上がった場合
1000円で1000株(100万円)
2000円で1000株(200万円)
3000円で1000株(300万円)
平均値 2000円
株数  3000株
資金  600万円

B 資金を均等にして売り上がった場合
1000円で2000株(200万円)
2000円で1000株(200万円)
3000円で667株(200.1万円)
平均値 1636円
株数  3667株
資金  600.1万円

AとBを比べると平均値はAの方が高いので、Aの方が形は良いと思います。売り上がった場合は、平均値が高ければプラスに持っていきやすくなります。

4000円まで上昇した場合
A -600万円
B -867万円

500円まで下落した場合
A +450万円
B +417万円

Aの方が損失は小さく、利益は大きくなりました。

均等分割で売り上がる場合は、株数を均等にして売り上がった方が有利になりますので、資金を均等にして売り上がる場合は注意して下さい。

上記は分かり易くする為に株価の変動を大きくしましたが、実戦では上記ほど株価は変動しないので、それほど有利不利があるわけではありませんが、『ちりも積もれば山となる』と思います。

株数または資金を均等分割して有利になる場合は均等分割でもいいと思いますが、不利になる場合は均等分割に拘らずに不等分割をすれば良いと思います。今回は以上です。

こんにちは!河内の風来坊です。

相場は常に上がったり下がったりしながら動いていますので、分割売買をすれば大体は利益になると思います。

私はアベノミクス相場以降、3回損切りをしましたが、結果的には損切りをしなければ、3回とも含み益になりました。

最小限の損切りで済んでいるのは、ポジションを建てるタイミングが良かったからではなく、分割売買をしていたからだと思います。

分割売買の醍醐味は『利食いを一括手仕舞いする事』だと思います。

醍醐味を味わうと面白くなってきて上達も早くなると思いますので、分割売買に慣れていない方は、一括手仕舞いする練習をされるのがいいと思います。

均等分割でも不等分割でも、まずは2回に分けてポジションを建て一括手仕舞いする。2回に慣れてきたら3回に、3回に慣れてきたら4回に、と徐々に慣れていくのがいいと思います。

均等分割とは10%・10%・10%と一定の金額(又は数量)を建てる事で、不等分割とは5%・10%・15%と不定に建てる事です。

最近は、利が乗った玉は利食いしてポジションを軽くしておく事が多いですが、今後は一括手仕舞いする回数も増やしていきたいと思います。

おはようございます!河内の風来坊です

トレードで継続して利益を出すには、イチかバチかの勝負は避け、分割で売買していく必要があると思っています。

人によって性格が違う様に、分割売買のスタイル(型)も、人によって違ってくると思います。

分割売買をして利益が出せない人は、経験が足りないか、分割売買について書かれている本の内容を、そのまま真似しているか、この2つのどちらかだと思います。著者のスタイルが貴方に合ったスタイルではない、という事です。

分割売買には、いくつかのコツがあります。コツを掴むには、分割売買を繰り返し行い、分割売買がうまくいった時の売買譜と、うまくいかなかった時の売買譜を見比べていけば、次第に『自分なりのコツ』が掴めてくると思います。

自分なりのコツを掴む事が、自分なりのスタイルを作っていく事に繋がっていくと思います。

私は2つのコツを掴んでいるつもりではありますが、もっとある様な気がしています。分割売買がうまくいけば自信になりますし、うまくいかなかったら、その時の売買譜はコツを掴む上で大事な資料になりますので、実戦あるのみだと思っています。

こんにちは!河内の風来坊です

私の売却ルールは5つです。

①含み益が出た時

②割高になったと判断した時

③他に魅力的な銘柄が見つかった時

④値動きが悪くなったと感じた時

⑤不祥事が発覚した時(内容にもよります)

バリュー投資をしていた時の売却ルールは、①②③⑤です。

短期売買をしている時の売却ルールは、①②③④⑤です。

短期売買と言っても、現物を手掛けていた時のルールです。

今後は信用取引も手掛けていきますので、新たに6つ目のルールとして『〇%逆行ルール』を何%にするべきか?現在思案中です。

『〇%逆行ルール』とは、自分のポジションよりも〇%逆に行ったら、機械的にポジションを閉じるという意味です。

立花義正さんは、著書に「5%逆行ルール」と書かれていましたので、5%を目安にされていたみたいです。

ある有名なバリュー投資家さんは、「20%逆行ルール」だそうです。

立花義正さんは信用取引、バリュー投資家さんは現物取引です。

現物・信用・先物によっては、許容できる逆行幅は、当然違ってきますね。

1日も早く自分なりにルールを設定して、守っていきたいと思います。

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