こんにちは!河内の風来坊です

昨日は、日銀の追加緩和、保有している株(みずほ・8411)の1Q決算、GPIFの運用状況や保有銘柄など発表ラッシュとなりました。

追加緩和の内容については特に何もありませんが、注目すべきは9月の会合(20・21日)で、これまでの政策効果を検証して、政策のあり方を見直し、対応を検討するとの事です。

何もなければ、この様な発言はしないと思いますので、9月の会合でも何らかの動きがあると私は見ています。

みずほの1Q決算は、思っていたよりも悪くありませんでした。

事前に「3メガバンクの純利益は前期の1Qと比べて30%減になる」と言われていましたが、フタを開けてみれば16%減でした。

30%減にならなかったのは、国債など債券の売却益が、前期と比べて314億円増えて813億円になった為だと思われます。

純利益の通期予想は6000億円です。1Qは1326億円ですので、進捗率は22.1%となっています。

GPIFの運用実績を見ますと、2015年度(2015年4月1日~2016年3月31日)の収益額は-5.3兆円で、過去15年間の累積額は+45.4兆円になっています。

野党は-5.3兆円になった事を取り上げてくると思いますが、マイナスになった事を取り上げるのなら、プラスになっている事も一緒に取り上げてもらいたいと思います。

調べればすぐにわかりますが、2012年度は+11.2兆円、2013年度は+10.2兆円、2014年度は+15.3兆円になっています。

GPIFは保有銘柄も公表しまして、国内株式は2037銘柄を保有している事がわかりました。

時価総額(保有金額)の大きい順に、①トヨタ自動車②三菱UFJ③三井住友
④ホンダ⑤ソフトバンク⑥NTT⑦みずほ⑧KDDI⑨ファナック⑩キャノン
となっています。

これらは2015年3月末時点の順位でして、2016年3月末時点の順位は、今年の11月25日に公表されます。

順位に変動があれば株価は反応するのか?興味深く見ていきたいと思います。