おはようございます!河内の風来坊です。

9/1時点の裁定売り需要(買い残-売り残)は1兆2104億円となっています。

今年1番売り需要が多かったのは6/23の1兆4391億円で、1兆2104億円は今年4番目の大きさになります。

売り需要が1兆円を超えると本格的に(大幅に)調整するリスクが高くなるので、今買うよりも調整が終わってから買う方がリターンは大きくなると思います。

7月に日銀は円安を是正する為にイールドカーブコントロール(YCC)の修正を行いました。

7月のドル円の高値は3日の144.93円で、28日(YCC修正前)の高値は141.18円です。

現在ドル円は147.40円で推移していて7月よりも円安は進んでいるので、円安を是正する為に為替介入をするか、介入がなければ9月の会合で日銀は動いてくると見ています。

植田総裁の発言からマイナス金利解除が意識される展開になっていますが、銀行株の株価が天井を打つのは『利上げが開始される前』になると見ています。

金融正常化に向けての大まかな流れは、マイナス金利解除→国債買い入れ減少開始→国債買い入れ終了→利上げ開始→利上げ打ち止め、になると見ています。

私の場合は2016年1月~現在に至るまで、約7年8カ月も含み損に耐えて疲れているので利益が出ている間に利確しますが、最近銀行株を買った方は株価がPBR1倍になるまで粘ってみる(保有してみる)価値はあると思います。

日経平均の安値はPBR1.2倍(現時点では29293円)を見ています。一旦PBR1.2倍まで下げて反動を付けないと、6/19高値33772円は超えるのは難しいと思います。

安値を付けるタイミングは9月下旬か12月SQ前後~下旬を見ています。現在25日線が75日線を下回っているので(デットクロスしているので)、株価が25日線を割ると下げは加速すると思います。今回は以上です。