おはようございます!河内の風来坊です。

3/10時点の裁定残高は、買い残1兆4586億、売り残2307億、売り需要(買い残-売り残)1兆2279億となっています。

売り需要が1兆円を超えると本格的に調整する事が多く、今回も下落相場及び下落トレンドに入ったと思います。

昨年、日経平均株価が高値を付けた週に、売り需要が1兆円を超えたのは2回(下記の①と②)あります。

① 3/25 高値28338円
  3/25 買い残 1兆3237億
       売り残   2514億
      売り需要 1兆0723億

  5/12 安値25688円
  5/13 買い残 7141億
       売り残 2847億
      売り需要 4294億

② 8/17 高値29222円
  8/19 買い残 1兆4617億
       売り残   2722億
      売り需要 1兆1895億

  10/3 安値25621円
  10/7 買い残 8889億
       売り残 4805億
      売り需要 4084億

3/25と8/19は高値を付けた週の裁定残高で、5/13と10/7は安値を付けた週の裁定残高になります。

冒頭に書きましたが、今回(3/10)の裁定残高は、昨年の8/19の状況に似ています。

安値を付けた週の売り需要を見ると、4294億と4084億になっています。どちらも4000億台の前半になっているので、今回も売り需要が4000億台の前半になれば安値を付けると見ています。

3/10時点の売り需要は1兆2279億なので、8000億ほど売り需要が解消されると4279億になり安値を付けると見ています。

安値を付ける目安は、
①25400円前後
②PER12倍割れ直後
③売り需要が4000億台前半まで減少
④25日線から6~7%安
の4つを見ています。

上記4つの内1つでも当てはまれば、安値を付ける兆候が現れたと判断して積極的に拾っていきたいと思います。今回は以上です。