こんにちは!河内の風来坊です。

2011年~22年の日経平均株価の安値~高値までの上昇率と、高値~安値までの下落率を下記にまとめて見ました。まだ2022年は終わっていないので、現時点の高値と安値で計算しています。

 年号     安値~高値   高値~安値
2011年  +33.9%  -25.3%
2012年  +26.6%  -21.0%
2013年  +57.0%  -36.3%
2014年  +29.9%  -23.0%
2015年  +26.3%  -20.8%
2016年  +31.8%  -24.1%
2017年  +28.3%  -22.1%
2018年  +29.0%  -22.5%
2019年  +25.2%  -20.1%
2020年  +68.7%  -40.7%
2021年  +14.3%  -12.5%
2022年  +19.1%  -16.0%
 平均    +35.2%  -23.7%

2011年~20年の安値~高値の上昇率は全て25%以上ですが、昨年と今年は25%以下になっています。

2011年~20年の高値~安値の下落率は全て20%以上ですが、昨年と今年は20%以下になっています。

上記から昨年と今年は、日経平均株価の動きが小さかった事が分かると思います。動きが小さい状態が何年も続くとは思えませんので、来年以降は上にも下にも値幅が出ると見ています。

リーマンショックからコロナショックの間でPBRが一番高かったのは、2015年4月の1.56倍です。2015年4月は15年ぶりに日経平均株価が2万円台を回復した時になります。

今年PBRが一番高かったのは1.3倍ですが、来年以降は1.3倍以上でも買われる局面が訪れると思います。

日経平均株価は15カ月(1年3ヵ月)に1回の割合で20%以上の下落が起きます。

コロナショックから33カ月(2年9カ月)が経過しますが、20%以上の下落は1度も起きていないので、来年以降は20%以上の下落が起きると思います。

昨年から動きが小さい状態が続いているので(油断している人が多いと思うので)、今後は大きな波が起きやすくなっていると感じています。

大きな波は油断しているとピンチになりますが、準備をしていると利益を伸ばすチャンスになるので、準備を怠らない様に心掛けたいと思います。

『上昇トレンドになれば年初来安値から25%以上は上がる。下落トレンドになれば年初来高値から20%以上は下がる』事を、常に想定(準備)しながら動く(売買する)のが良いと思います。今回は以上です。