おはようございます!河内の風来坊です。

地震対策シリーズの最終回です。最後はシミュレーションをしてみたいと思います。

日経平均株価が28000円の時に、都市部で震度7の大地震が発生したと仮定します。

①地震発生前の株価    28000円           
②発生から2~6営業日目 24745円           
③リバウンド後の高値   27220円
④地震発生後の最安値   21834円

②は地震発生直後に急落した後の安値になります。東日本大震災の時はPBR1.02倍で急落が止まりました。現時点のPBR1.02倍は24745円になります。

年初来安値は3/9の24681円なので、僅か2~6営業日で年初来安値付近まで下落する事になります。

28000円→24745円まで、下落率は-11.6%(-3255円)です。

リバウンドは下落率に近くなるので、10%リバウンドしたとすると、③は24745円×1.1=27220円になります。

東日本大震災ではPBR0.90倍で最安値を付けました。現時点のPBR0.9倍は21834円(④)になります。

28000円→21834円まで、-22%(-6169円)です。

大地震が発生すると20%以上は下落するので、28000円で発生したとすると21834円まで下落する事を想定しておきたいと思います。

日柄は発生前~底までの日柄(6カ月以上)と、底~元の株価に戻るまでの日柄は大体同じになると思います。シミュレーションは以上です。

大地震は突然やって来るので、いつ来ても落ち着いて売買できる様に、定期的にシミュレーションをしておきたいと思います。今回は以上です。