こんにちは!河内の風来坊です。

株式市場にとって最大の脅威は金利の上昇です。

現在、米国の長期金利は1.60%で推移しています。10/15時点のNYダウの配当利回りは1.81%です。

長期金利がNYダウの配当利回りを上回ると、株に投資するメリットが薄れるので、その分だけ悪材料に対して敏感に反応する様になり、本格的な調整に入ると見ています。

株価は半年~1年先を織り込むと言われています。

量的緩和の縮小(テーパリング)は来月(又は12月)から始まり、量的緩和の終了は来年の半ば(6~7月)になると言われているので、量的緩和に関しては株価に織り込まれていると思います。

ただ、利上げに関しては織り込まれていないと思います。9月に行われたFOMCでは、参加した18人中9人が利上げは2022年末までに始まると予想しています。

2022年末の1年前になる今年の11月か12月になれば(テーパリングが始まる時期になれば)、今度は利上げを織り込み始めるのではないかな?と見ています。

利上げの織り込みが始まると、長期金利は上昇して(長期金利はダウの配当利回りを上回って)、ダウは本格的な調整に入ると見ています。

今回は以上です。