おはようございます!河内の風来坊です。

日経平均株価は3/19安値16358円~11/25高値26706円まで、上昇幅が10348円、上昇率が63.2%となっています。

今回の上昇相場は間違いなく「高い山」になりましたので、山を登り切った後には「深い谷」が待っていると思います。

11/20の終値は25527円で、買い需要(裁定買い残-売り残)は1兆1232億円となっています。

現在の株価は11/20の終値よりも約1000円上で推移しているので、現時点で買い需要は1兆円を割っていると見ています。

相場は需給で決まるので、買い需要が9000億~4000億の間まで減少してくれば天井を打つと見ています。

天井を打つタイミングは、スピード調整が入らなければ12/11(金)のメジャーSQ前後、スピード調整が入れば大納会と見ています。ちなみにバブルの時は大納会の日に大天井を打ちました。

11/18~20まで3日続落しましたが、あれはスピード調整ではなく単なる上昇一服ですね。スピード調整と言うのは、最小で23.6%押し~最大で25日線ぐらいまで調整する事を指しています。

GPIF(年金)は月末にリバランス(調整)を行うと言われています。リバランスとは、前月末と比較して株価が上昇していれば株を売って債券を買い、下落していれば債券を売って株を買う事です。

10月末の日経平均株価の終値は22977円で、現在の株価(26506円)と比較すると3529円も上昇しているので、11月末はGPIFの株売り圧力が強まるのでは?と見ています。

GPIFの株売り圧力が強ければ、これを切っ掛けにしてスピード調整に入る可能性もありますが、11月以降は急騰相場になっていますので、急騰相場の場合はスピード調整を入れずに一気に天井まで行く可能性の方が高いと見ています。

一気に天井まで行くか、スピード調整が入るか、判断が難しい所ですが、どちらにしても今年中に天井を打つと思います。今回は以上です。