こんにちは!河内の風来坊です。
日経平均株価はレンジ下限を放れても大して下げませんね。様子見している投資家が多くてエネルギー不足なので、大きなイベント(大統領選挙)を通過しないと大して動かないかも分かりませんね。
大きなイベント前なので、売りポジションを解消しておこうと買い戻しが入っているのではないかと思います。又、売買代金が少ないので日銀ETF買いの効果もあると思います。
イベント後になると、売りポジションを解消する動きは止まると見ています。売買代金が増加してくると、日銀ETF買いの効果は薄れてくると思います。
下記は日経平均株価がコロナショック以降に高値を更新した回数です。
20000円台 6回 21000円台 4回
22000円台 3回 23000円台 10回
21000円台と22000円台は高値更新回数が少なくて、株価は一気に戻しました。23000円台は高値更新回数が多くなっていて、株価が頭打ちになっている事が分かります。
高値更新回数が多い23000円台の下落スピードは遅く、高値更新回数が少ない(一気に駆け上がった)22000円台と21000円台の下落スピードは速くなると思います。
これまで何度も23000円を割っても直ぐに回復しましたが、全て75日線より上で下げ止まっています。
現在75日線は23111円です。今度23000円を割ると75日線を下回る事になり、これまでとは状況が異なるので注意して下さい。
現在は下落スピードが遅くて底堅く感じますが、イベントを通過した後に(エネルギーが回復してきた後に)23000円を割ると、これまでとは一変して下落スピードが速くなると思います。今回は以上です。