こんにちは!河内の風来坊です。

今年の目標は『損切りゼロ』です。

現在保有している売り玉を、なんとか利益まで持っていければ、おそらく目標は達成できると思います。損切りすれば、目標は達成できなかったという事になります。

今年に入ってから、まだ2ヶ月弱しか経っていませんが、長年トレードをしていると、なんとなく手応えでわかります。

「見切り千両」という格言があります。見切りをつける(損切りする)事は千両に匹敵するという意味で、損切りする事の大切さを説いています。そして、ほとんどの投資家(またはトレーダー)が、損切りは大事だと思っていると思います。

しかし、私は簡単には損切りしない様にしています。主な理由は2つあって、1つ目は「相場は何が起きるかわからない」からです。

個別に投資している場合ですと、増配・上方修正・新製品の開発などが発表されたら急騰すると思います。減配・下方修正・粉飾決算などが発覚したら急落すると思います。

指数の場合では、トランプ大統領の発言であったり、金融政策1つで急騰する事があります。可能性はかなり低いと思いますが、米国と北朝鮮が電撃和解しても急騰するでしょう。

反対に、地政学リスクが急速に高まったり、急激に金利が上昇したり、大地震が発生したり、大規模なテロが起きたら急落すると思います。

相場は何が起きるかわからない(勝負は下駄を履くまでわからない)ので、簡単に損切りをしない様にしています。決して、神風が吹く事に期待しているわけではありません(笑)

2つ目の理由は「損切りする事よりも、利食いする事の方が大事」だと思っているからです。

相場には常にリスクがついて回りますので、利益になったらダラダラと引っ張り過ぎずに、しっかりと利食いをして、フットワークは軽く(ポジションは軽く)していた方がいいと思います。

フットワークが軽ければ、急騰や急落にも対応しやすくなりますが、利益を引っ張りすぎて(欲張りすぎて)重たい状態のままでしたら、対応が難しくなると思います。

損切りは売買技術の1つですので、損切りを否定しているわけではありませんが、利益になる可能性がまだあるのにも関わらず、簡単に切ってしまうのは、もったいないと思います。