相場放浪記

相場生活者、河内の風来坊のブログです

2024年03月

おはようございます!河内の風来坊です。

追加売りを指値していますが、今日は届きそうにないので日経平均の年初来高値を予想したいと思います。

結論から言うと年初来高値は、『4月上旬に41087~41186円』と見ています。

4月に高値を付けると見ているのは、現時点で場中の高値は3/22の41087円ですが、過去24年間で3月に高値を付けた事は1度もない事と、ITブームの高値は4月だったのでAIブームの高値も4月になると見ています。

4月上旬と見ているのは、後ほど書きますが近々為替介入があってトレンドが転換すると見ているからです。

高値を41087~41186円と見ているのは、3/22高値41087円から高値更新幅が99円未満になって天井のサイン③が出現すると見ているからです。

今週に入ってから、円安を牽制する発言が相次いでいます。

口先介入で円安を是正する効果があれば為替介入はありませんが、現時点では効果がないので(近々)為替介入に踏み切ると見ています。

約1年半前の2022年9~10月に為替介入が3回ありました。

介入前と介入直後のドル円の動きを見ると、5.55円・5.75円・4.08円、円高に振れています。平均すると5.12円です。

現在のドル円は151.36円です。この水準で介入があったとすると、ドル円は151.36円-5.12円=146.24円になります。

日経平均は3/7高値40472円~3/12安値38271円までスピード調整をしましたが、安値を付けた時のドル円は146円台です。

為替介入があれば、日経平均は再度38000円台の前半まで下落すると見ています。

現時点の25日線は39711円です。再度日経平均が38000円台前半まで下落したら明確に25日線を割る事になるので、上昇トレンドから下落トレンドに転換すると思います。

まとめると、『4月上旬に41087~41186円で年初来高値を付けて、為替介入を切っ掛けにトレンドは転換する』と見ています。

今回は以上です。

こんにちは!河内の風来坊です。

最近はITブーム(ITバブル)について書く事が多いので、なぜITブームは終焉したのか?について簡単に書きたいと思います。

一言で言えば、『投資家の期待に企業の実力(利益)が追い付かなかった』です。

〇投資家の期待に応えて利益を伸ばそうと、事業を拡大しすぎて失敗する企業が出てくる。

〇投資家の期待に応えようと、有名な企業が粉飾決算(不正会計)した事が発覚する。

主に上記に挙げた2つの事が起きて、ITブームは終焉しました。

歴史は繰り返すので、現在は生成AIブーム(半導体バブル)で投資家の期待は高まっていますが、期待に応えられない企業が出てきたらブームは終焉すると思います。

保有している株が粉飾決算をしていたら大暴落するので、特に粉飾決算には注意が必要になってきます。

不自然に売上高が増加していたら粉飾を疑うべきですが、ブーム(バブル)の間は売上高は増加して当たり前!と捉える投資家が多いので、見抜くのは難しいと思います。

見抜くのは難しいですが、投資家から過剰に期待されている(超割高になっている)企業は、実力が期待に追い付かずに粉飾する恐れがあると私は見ています。

超割高の定義は人によって異なると思いますが、私はPER50倍以上またはPBR10倍以上と捉えています。

超割高になっていても、期待に応えられる実力があれば問題ありませんが、応えられる実力があるのか?分からない場合は手を出さない方がいいと思います。今回は以上です。

こんにちは!河内の風来坊です。

楽しみにしていた高校野球観戦が雨で中止になり、時間が出来たので投稿したいと思います。

現在のCFD日経平均は40791円になっています。

25日(月)の始値が40791円とすると、944330円(2/16~3/22終値の合計)+40791円÷25=39405円になり、25日の25日線は概ね39405円前後で推移すると思います。

25日線は来週中には39000円台の後半に、再来週(4月上旬)には4万円台に乗せてくると思います。

私は4月中に年初来高値を付けると見ていますが、25日線が4万円台に乗せてきたら、高値を付けてから25日線を明確に割って下落トレンドに入るまでの期間は短くなると見ています。

3/22のPBRは1.57倍です。PBR1.57倍は、2008年7月7日以来で約15年8カ月ぶりになります。

3/15の信用買い残は4兆4286億円になります。買い残が4兆4000億円台まで膨らんだのは、2007年3月16日以来で17年ぶりになります。

金利が上がったのは、2007年2月以来で約17年ぶりになります。

最近は2007~2008年以来の出来事が増えてきていますが、2007~2008年と言えばリーマンショック前夜です。

①金利を上げれるぐらい地合いが良い→②地合いが良いから信用買い残は増える・PBRは割高になる→③信用買い残が増えて割高なので切っ掛け一つで急落(又は暴落)する。という流れになっていて、現在の日経平均は③の前と見ています。

①1999年01/05 安値13122円
②2000年04/12 高値20833円
③2000年12/21 安値13182円

上記の①はITブームのスタートで、②はピークで、③はピークを打った年の安値になります。

①と③は大体同じ値で行って来いになっているので、ブームで盛り上がった上昇は一時的であったと言えます。

AIブームのスタートは2023年01/05の安値25661円で、ピークは来月になると見ています。

現在は2000年ほど割高ではないので行って来いにはならないと思いますが、スタート~今年の3/22まで約60%上昇して、ITブームの上昇率(58.8%)を超えてきたのでピークを打った後の反動は、それなりに大きくなると思います。

安値目処は高値によって変わってくるので、下落トレンドに入ってから投稿します。今回は以上です。

おはようございます!河内の風来坊です。

日経平均株価は上値目処として見ていた、40750円~40815円(PBR1.56倍)を超えてきました。

売りポイントして残っているのは、天井のサインのみになったので再度書きます。

①25日線から+7.5%~8%まで上昇
②高値更新後に終値で前日比マイナス
③高値更新幅が100円未満

現在25日線は39304円なので、現時点で①は42252~42448円になります。

②と③は場中で出現するかどうかの見極めが難しいですが、①は事前に分かるので①には常に追加売りを指値しています。

②と③は売り指値を入れるタイミングが非常に難しいですが、入れる事が出来たら入れていきたいと思います。

3/27(水)が権利取りの最終日になります。現在は全体的に割高で高値圏にあるので、配当狙いの買い(または配当再投資)は例年に比べると入らないと見ています。

権利取り最終日を通過すると、GPIFのリバランス売り、機関投資家の益出し売り、日経採用銘柄入れ替えに伴う売りなど、売り圧力が強まると思います。

現在ドル円は151.73円です。今週は日銀会合があったからか?静観していますが、来週からは円安を牽制する発言が出てくると思います。

信用買い残・裁定売り需要・ドル円のネットポジション・PER・PBR・騰落レシオなど、書きたい事は沢山ありますがキリがないので今日は止めておきます。

現在はヘッジファンドがチキンレース(誰が最後まで強気でいられるかを競い合っている)をしている様に感じています。

どこかのファンドが降りたら(利食いしたら)、他のファンドも一斉に利益確定売りを出して日経平均は一気に崩れると見ています。急騰相場ではよくあります。

最近、強気な発言をする人が増えてきていると感じていますが、強気な人が増えるのは天井圏の証でもあるので、天井のサインを見逃さない様にしたいと思います。今回は以上です。

おはようございます!河内の風来坊です。

昨日、日銀が動いて17年ぶりに利上げをしました。そして当面の間、金融緩和は続けるとの事です。

当面の間とは、いつまでの事なのか分からず言葉を濁しているのは、経済は日々動いていて状況が変わるからだと思います。

昨日から円安が進んでいますが、円安は物価上昇圧力を強めるので、円安になればなるほど利上げの時期は早くなると思います。

バフェット氏は「株式市場にとって最大の脅威は金利の上昇」と言っていますが、日本の株式市場にとって最大の脅威は大地震だと思います。

今年の元旦に発生した能登半島地震の経済損失は、推定で約4350~8700億円と言われています。

1995年に発生した阪神大震災の経済損失は約9.6兆円で、2011年に発生した東日本大震災は約16.9兆円になります。

日経平均株価は阪神大震災の時は26.1%下落して、東日本大震災の時は21.6%下落しました。

経済損失額は阪神大震災よりも東日本大震災の方が多いですが、下落率が小さくなったのは1995年よりも2011年の方が割安だったからだと思います。

今後想定される首都直下型地震の経済損失は約48.5兆円で、東日本大震災の約3倍になります。

南海トラフ地震で想定される経済損失は約169.5兆円で、東日本大震災の約10倍になります。

今後、防災意識が高まって減災する事ができたら損失額は縮小できると思いますが、それでも日本経済に大きなダメージを与える事になります。

大地震が発生した時に、日経平均株価が割高か割安かで下落率は変わってくると思いますが、経済損失の規模から首都直下型地震や南海トラフ地震が発生したら30~40%以上は下落すると見ています。

南海トラフ地震が発生する前には、日本各地で直下型地震が多発すると言われているので先に首都直下型地震が起きて、その後に南海トラフ地震が起きると見ています。

大地震はいつ発生するのか分からないので、過度に警戒すると身体が持ちませんが、大事な命や資産を守る為に、最低限の備えはしておく必要があると思います。

投資やトレードで最低限の備えとは、先物や信用取引をしている場合は資金の何%かは現物にシフトする。グロース株だけに投資している場合は何%かはバリュー株にシフトする。などです。

突発的な出来事が起きて暴落した場合は、現物取引やバリュー株は強いです。人気のあるグロース株だと、売りが殺到して(何日もストップ安が続いて)売りたくても売れなくなる事が出てくると思います。

後、阪神大震災や東日本大震災が発生してから保有している銘柄の株価(又は日経平均株価)はどう動いたか!?を自分自身で検証する事も今後の地震に対する備えになると思います。

休日に暗い話を書いてしまいましたが、午後からは友人と会って、夜は親族の家に行ってリラックスしたいと思います。今日は風が強いので気を付けないといけませんね。今回は以上です。

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