相場放浪記

相場生活者、河内の風来坊のブログです

2023年06月

こんにちは!河内の風来坊です。

最終審査には17銘柄が残りましたが、EV/EBITDA倍率を調べて、倍率の低い上位10銘柄をウォッチリストに入れたいと思います。

EV/EBITDA倍率=EV(時価総額+有利子負債-現金同等物)÷EBITDA(イービット・ディーエー 営業利益+減価償却費)になります。

EV/EBITDA倍率は、企業を買収した時に何年で元が取れるか!?を簡略して調べる時に使います。

個人投資家でも、株式を買うと言う事は企業の一部を買収する事になるので、早く元が取れた方が投資する価値は高くなります。

下記は17銘柄のEV/EBITDA倍率で、倍率が低い順になります。

順位 証券コード EV/EBITDA倍率
①  5958    -0.01
②  3352     0.05
③  6346     0.08 
④  3948     0.13
⑤  2344     0.39
⑥  7955     0.96
⑦  3513     0.98
⑧  6643     1.37
⑨  7296     1.70
⑩  6497     1.91
⑪  6998     2.85
⑫  5368     3.19
⑬  6863     4.10
⑭  8046     5.24
⑮  5331     5.48
⑯  9107     6.60
⑰  7940     7.39

となりました。倍率1倍は1年で元が取れるので、1倍以下の①~⑦に投資する価値は非常に高いと思います。特に①はマイナスになっているので、投資したと同時に元が取れる事になります。

計算式は省略したので、①(5958)だけ書きます。
(67.4億+6.65億-74.30億)÷(17.56億+4.52億)=-0.01

私がバリュー投資をしていた頃(2005~2010年)に比べると、格段に現金同等物が増えているので、その分だけ早く元が取れる企業が増えています。

改めてウォッチリストに入れる10銘柄は以下になります。
5958 3352 6346 3948
2344 7955 3513 6643
7296 6497

ウォッチリストとは、今後投資対象として監視していく銘柄の一覧という意味です。

次回(最終回)はウォッチリスト10銘柄の適正株価を算出してみます。EV/EBITDA倍率は使わずに違う方法で計算します。

そして、適正株価と現時点の株価を比較して乖離率が大きい(期待値の高い)順にベスト10を発表したいと思います。今回は以上です。

おはようございます!河内の風来坊です。

日経平均株価の戻りは33000円までと見ていましたが、節目の33000円を上回った事もありますが、意外に戻すな~という印象を受けています。

6/13(火)33000円を上回る
      ↓  
6/16(金)高値33772円(772円上昇)
      ↓
6/23(金)33000円を下回る
      ↓
6/27(火)安値32306円(694円下落)
      ↓
6/28(水)33000円を上回る

33000円を上回るか下回ると700円前後動いているので、今回も約700円上昇した33700円前後まで戻すかな??

戻し終わった後、今度は33000円を下回る番になりますが、25日線(32479円)は33000円から700円以内で推移しているので、次に33000円を下回ったら25日線を割ってトレンドは変わると見ています。

財務省→官房長官→日銀総裁が円安を牽制する発言をしています。口先介入で効果があれば為替介入はないと思いますが、効果がないので為替介入に踏み切ると思います。

もし為替介入がなければ、7月に日銀は金融緩和の修正をしてくると思います。金融緩和の修正は市場に与えるインパクトが大きいので、事前にアナウンス(告知)すると見ています。

6/23時点の裁定売り需要(買い残-売り残)は1兆4391億円で、コロナショック以降では最も多くなっているので、現在は急落するリスクが高まっていると感じています。

明日は大幅に上昇した月末なので、リバランス売りが多く出てくると思います。既にある程度は売っていると思いますが、明日が1番規模は大きくなると思います。

下記は、昨年の6月末と今年の月末に高値と安値を付けた時間になります。

      高値    安値
6/30 09:00 14:44
1/31 09:15 14:59
2/28 09:56 14:33
3/31 09:23 14:50
4/28 15:00 10:31
5/31 10:28 14:10

高値を付ける時間は9時台が多く、安値は14時台が多くなっています。明日はボラが大きくなる可能性が高いので、売買する時の参考にして頂ければと思います。

明日ボラが小さければ『期待値の高いバリュー株を探せ!12』を投稿します。ボラが大きければ売買するしないに関わらず明後日に投稿します。今回は以上です。

こんにちは!河内の風来坊です。

日経平均株価と25日線が近づいてきました。25日線を割ってから投稿するつもりでしたが、いずれ割る時が来るので前もって投稿します。

下記は直近11回の日経平均が安値を付けた時のPERとPBRになります。★は年初来安値です。

   日付     PER     PBR
  2018年 
★①12/26  10.80倍  1.00倍
  
  2019年 
 ②08/06  11.65倍  1.03倍

  2020年 
★③03/19  10.76倍  0.84倍 

  2021年 
 ④05/13  14.39倍  1.19倍

★⑤08/20  12.59倍  1.15倍

 ⑥10/06  13.58倍  1.25倍

  2022年
★⑦03/09  11.97倍  1.10倍
     
 ⑧05/12  12.30倍  1.13倍

 ⑨06/20  12.49倍  1.12倍

 ⑩10/03  12.18倍  1.11倍

  2023年 
★⑪01/04  12.01倍  1.08倍 

③はコロナショックです。安値を付けた時のPBRは1倍を切るなど大暴落した時なので、③を除いた平均と③を含めた平均が下記になります。

③を除いた10回の平均
PER12.40倍 PBR1.12倍

③を含めた11回の平均
PER12.25倍 PBR1.09倍

平均にすると大きくは変わりませんが、10回の平均『PER12.40倍~PBR1.12倍』を安値目処として見ています。

下記は現時点のPER12.40倍、PBR1.12倍、6/19高値から20%下落した値になります。

2175円×12.40倍=26970円
24221円×1.12倍=27128円
33772円×0.80倍=27018円

EPSとBPSは日々変動しますが、現時点ではPER12.40倍、PBR1.12倍、高値から20%安は27000円前後で大体同じ値になっています。

上記は調整が深かった場合の目処で、調整が浅かった場合は『PBR1.2倍』を見ています。

10年前(2013年)は、5/23にPBR1.38倍で高値を付け、6/13にPBR1.2倍で安値を付けました。

今年の相場は10年前の相場と似ていて、高値を付けた時のPBRは1.38倍で10年前と同じになったので、安値を付ける時も同じになる可能性があると見ています。

現時点でPBR1.2倍は29065円になります。

安値を付けるタイミングは、下から見て5・25・75日線の並びになるか、5・75・25日線の並びになった後になると見ています。

下落相場で安値を付ける時の並びは上記の2パターンしかありません。2パターン以外で安値を付けた場合は、スピード調整だった(下落相場ではなかった)という事になります。

まとめると、
調整が浅かった場合 PBR1.2倍

調整が深かった場合 PER12.40倍~PBR1.12倍、又は高値から20%安

安値を付けるタイミング 下から見て5・25・75日線の並びか、5・75・25日線の並びになった後

今年は海外勢が日本株に殺到していますが、海外勢は順張り文化なので、株価が上がれば買いますが、株価が下がれば売ってきます。

まだ上昇トレンド中でトレンドが下向きになりつつある、というのが現在の状況ですが、トレンドが下向きになったら海外勢の売りは勢いを増してくると思います。今回は以上です。

おはようございます!河内の風来坊です。

日経平均の押し目ポイントは下記の5つを見ています。
①6/30安値
②25日線(中心線)32146円
③23.6%押し  31858円
④38.2%押し  30674円
⑤75日線     29630円

①はGPIF(年金)など機関投資家のリバランス(株式を売って債券を買う)は月末で一巡するので、6/30の安値は押し目ポイントになると見ています。

②と⑤は常に変動しています。②と⑤まで下げて一旦戻す事がよくあるので、重要な押し目ポイントになると見ています。

③と④は1/4安値25661円~6/19高値33772円に対しての押しになります。これまでの経験から③は100%の確率で達成して、④は85%の確率で達成しています。

5つの押し目ポイントは以上になります。①以外はセオリーなので、特に目新しいポイントではありませんが・・

私も5つのポイントでは押し目買い(ヘッジ買い)を検討しています。

25日線(中心線)を明確に割るとトレンド(流れ)は完全に下向きになるので、上記のポイントでは一旦反発しやすいと見ていますが、押し目を入れる時はお互い気を付けましょう。今回は以上です。

おはようございます!河内の風来坊です。

今週の日経平均株価の動きを見ていると、年初来高値(33772円)を上回るのか!?それとも節目の33000円を下回るのか!?の攻防が続いていると感じています。

上下どちらに動いても弾みがつきそうな気がしていますが、鍵を握るのは5日線になると見ています。

日足チャートを見ると5日線は、4/27の28530円~6/21の33505円まで36営業日連続で上昇しています。

このまま5日線の上昇が続けば株価は上に、上昇をキープできずに下落に転じたら下に行くと見ています。

上に動いた場合は6/14に投稿した『高値再考』に書いた内容に変更はありません。下に動いて33000円を割ったら『押し目ポイント』を、25日線を割ったら『安値目処』を投稿したいと思います。

ここからが本題になりますが、1次審査で残った157銘柄を対象に再度2次審査を行った結果は下記になります。

尚、157銘柄は4/7・12・20・26に、2次審査の内容は6/2に投稿しています。

ポイント数 銘柄数
  1P   3
  2P  10
  3P  20
  4P  44
  5P  45
  6P  18
  7P  14
  8P   3
  合計 157

最終審査には約20銘柄を残したいと考えていたので、7P以上の17銘柄を対象に最終審査をしたいと思います。

最終審査に残った17銘柄は以下になります。
【7P】
2344 3352 3513 3948
5331 5368 5958 6346
6497 6643 6998 7296
7940 8046

【8P】
6863 7955 9107

最終審査は8Pの銘柄にアドバンテージは付けずに、7P以上の17銘柄を平等に審査したいと思います。

次回は17銘柄を10銘柄に絞り込む作業をして、最後に10銘柄の適正株価を算出して、期待値の高い順に公表する予定にしています。

後2回(来週中に1回、再来週中に1回)投稿して銘柄選びは終わりにします。今回は以上です。

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