相場放浪記

相場生活者、河内の風来坊のブログです

2021年01月

おはようございます!河内の風来坊です。

昨日の空売り比率は50.2%です。久し振りに空売り比率が50%以上になったのを見ました。

空売り比率が高くて、6日ぶりにNYダウが反発した割には、日経平均の戻りは鈍くなっています。鈍いと言うか、現時点では前日比でマイナスになっています。

1/22時点の買い需要(裁定売り残-買い残)は8321億円となっています。昨年の3/19に底を打って以来、初めて買い需要が8000億円台まで減少してきました。

一昨年の秋に買い戻しが止まったのは4097億ですので、8321億-4097億=4224億ほど買い需要が減少すれば、買い戻しは止まると思います。

現時点の25日線(中心線)は27911円となっています。1日に約50~70円のペースで25日線は上昇していますので、2/2(火)には28000円の大台に乗せてくると思います。

その時株価がどこに位置しているか分かりませんが、早ければ2月の第1週に株価と25日線がタッチする(交わる)時が来ると思います。

コロナショック以降、株価は25日線を割ってもすぐに回復して上昇相場が崩れる事はありませんでした。引き続き上昇相場が続くのか、それとも明確に25日線を割って下落相場入りするのか注視したいと思います。

下落相場入りしたのを確認してから売っても十分高値ですので、追加売りはトレンドが転換してからでも遅くはないと思います。

現在は日米とも決算発表シーズンです。米国のアップル、フェイスブック、テスラなど注目企業の決算を見ましたが、3社とも好決算でしたが昨日は3社とも株価は大幅に下落しています。

おそらく期待が高かったので材料出尽くしで売られたのではないかと思います。日本も決算シーズン前に期待先行で買われてきたので、良くて当たり前、悪ければ叩き売られると思います。

毎年2月は急落が起きやすい時期です。12月と1月は上昇する事が多いので、その反動が2月に出るのだと思います。

今年は昨年の3月から上昇相場が続いていて、11月から急騰して30年半ぶりの高値になっていますので、例年以上に反動が大きく出ると思います。今回は以上です。

おはようございます!河内の風来坊です。

現在の信用ポジションは以下の通りです。
%は信用余力に対して、おおよその割合になります。

A ETF(1321)売建23040円(10%)
B ETF(1321)売建24200円(10%)
C ETF(1321)売建24900円(10%)
D ETF(1321)売建27650円(10%)
E ETF(1321)売建28430円(10%)

本日Aを、28850円にて10%返済買

返済期限(2/3)が近づいてきたので損切りしました。これで余力が30%以上になり、しばらくは返済期限が近い玉もありませんので、売り直す事に集中したいと思います。

これによりポジションは、
ETF(1321)売建26295円(40%)
となりました。

おはようございます!河内の風来坊です。

ウォーレン・バフェット氏は「株式市場にとって最大の脅威は金利上昇だ」と言っています。

現在の米国債10年利回りは1.099%となっています。脅威は3%以上になってからですので、まだまだ脅威と言えるレベルではありませんが、今後も長期金利が上昇すればNYダウの調整を促す要因にはなると思います。

バイデン政権は、積極的な財政政策をやろうとしています。財源は国債の増発と増税になると思います。

国債を増発すれば、国債価格は下落して相対的に利回りは上昇します。

現在はトリプルブルーになり、大規模な財政政策が通りやすくなっていますので、長期金利の上昇には注意が必要かなと思います。

後は、景気が回復してくれば(景気回復や経済正常化を示す指標が増えてくれば)、金利は上昇すると思います。

金融緩和(ゼロ金利)は、もう必要ない(緩和の縮小または解除)という思惑が働くからです。

現在は景気回復期待によって株価は上昇していますが、期待から現実に景気回復が実感できる様になってくれば、金利が上昇して株価は下落すると思います。今回は以上です。

おはようございます!河内の風来坊です。

現在の日経平均株価は28200円を下回ると押し目買いが入り、28800円を上回ると売りが多くなり、28000円台のボックス相場となっています。

2月の第1週(1日~5日)には25日線が28000円台に乗せてくると思うので、その時に株価と25日線が接近して、上に行くのか(1/14高値を更新するのか)、下に行くのか(下落相場入りするか)の分岐点がくるのではないかな?と見ています。

私は上に行く確率を20%、下に確率を80%と見ています。

上に行く理由は、保ち合い相場(ボックス相場)になった後は株価は上昇している事と、買い需要残高を見ると、まだ上値余地があるからです。

下に行く理由は、切っ掛け不足と燃料(材料)切れです。

23000円台で保ち合った後、11月から急騰した切っ掛けは大統領選挙です。株価を押し上げた燃料は12月下旬に成立した経済対策期待とワクチン期待です。

そして12月に入ってから再び26000円台で保ち合い、年明けから急騰した切っ掛けはジョージア州の選挙です。株価を押し上げた燃料は1/14に詳細が公表された経済対策期待です。

米国の2つの選挙と2つの経済対策期待がセットになって、これまで保ち合いと急騰を繰り返してきましたが、当分の間は選挙も追加経済対策も行われないと思います。

これ以上、株価を押し上げる切っ掛けと燃料が見当たりませんので、株価が上がらなければ25日線割れを境にして、上昇相場(+77.1%)の反動(調整)が入ると思います。

後はサイクル的にも(底から10カ月が経過)、時期的にも(彼岸底になりやすい)、調整が入りやすいと思います。

両方(上・下)の理由を書きましたが、断然下に行く可能性の方が高いと見ています。

上に行った時のイメージ(上値目処)と下に行った時のイメージ(下値目処)はすでに出来ていますが、その時が来たら(保ち合いを放れたら)また投稿したいと思います。今回は以上です。

おはようございます!河内の風来坊です。

昨年の3/19に底を打ってから今日で10カ月になります。

日経平均株価は平均すると10カ月に1回の割合で20%前後の調整が起きますので、サイクル的には20%前後の調整がいつ起きてもおかしくない状態になっています。

天井を打ってから25日線(中心線)を割って下落相場入りするまで一定の期間を要します。大体2週間~1カ月ぐらいでしょうか。

天井を打った後は株価と25日線は乖離しているので、2週間~1カ月の間に25日線が株価に近付いてくるのを待っている感じになります。

米国の疾病対策センターが、3月にも米国の感染ウイルスの主流はコロナ変異種になる可能性があると警告しています。

私は1月下旬~2月を想定していましたので、3月?と言うのは想定よりも1カ月遅いなと感じていますが・・・

現時点で日米ともにコロナ変異種の感染は拡大していませんので、まだ株価には織り込まれていないと思います。

国策に売りはなし!政府と日銀がバブルを作っているのでバブルはまだ続く!と言った投稿を見ました。

日本はバブルの後遺症(失われた20年)で苦しんできましたので、政府や日銀がバブルを作っているわけではないと思います。むしろ、政府や日銀はバブルが大きくならない様に引き締めると思います。

今年に入ってから日銀はETFの1回当たりの購入額を減額しています。年間12兆円も購入できるので、その気になれば増額する事も可能ですが、増額せずに減額すると言う事は引き締める合図かも分かりませんね。

物を下に落とした時、落とす位置が高ければ高い程、落ちた時の衝撃は大きくなります。株価も同じで株価が高くなればなる程、下に落ちた時の衝撃は大きくなり、実体経済に悪影響を及ぼします。

これ以上、実体経済とかけ離れて株価が上昇すると、後からツケが回ってくるのではないかと危惧している今日この頃です。今回は以上です。

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