相場放浪記

相場生活者、河内の風来坊のブログです

2020年09月

おはようございます!河内の風来坊です。

先日の投稿で「NYダウが本格的に調整するのは、まだまだこれからだと見ています」と書きましたが、その理由を書きたいと思います。

 日付   高値   更新幅
4/29 24764
5/26 25176 412
5/27 25551 375
5/28 25758 207
6/03 26337 579
6/04 26384  47
6/05 27338 954
6/08 27580 242
8/10 27803 223
8/11 28154 351
8/24 28314 160
8/25 28400  86
8/27 28634 234
8/28 28733  99
9/02 29162 429
9/03 29199  37

上記はNYダウが25000ドルに乗せてから、高値を付けた日・新高値・高値更新幅を書いています。

「鬼より怖い一文新値」という相場格言があります。正確に一文でなくても『高値圏で高値更新幅が小さければ、その後急落するリスクが高まる』と私は見ています。

上記の更新幅の中で50ドル未満だったのは2回だけです。

6/4の時は、翌日に大きく株価が上昇したので(前日比+829)急落するリスクは消滅しました。

9/3の時は、新高値を付けた後に下落したので(前日比-808)急落するリスクが点灯しました。

これから本格的に調整すると書いた理由は以上です。

9/3高値(29199)を100ドル以上更新すれば、急落するリスクは消滅すると思いますが、それまでは少なくとも高値から10%以上は調整すると見ています。今回は以上です。

こんにちは!河内の風来坊です。

ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイが三菱商事・伊藤忠・三井物産・住友商事・丸紅の5大商社に投資している事が明らかになりました。

株の保有率が5%以上になれば、企業は金融庁に大量保有報告書を提出しなければならないので、それで判明したのではないかと思います。

これまでバフェット氏は、日本株に興味を示す事はあっても実際に買う事はほとんどありませんでした。米国株が割高になっているので日本株に目を向けたのではないかと思います。

バフェット氏は商社株を1年かけて投資しているみたいなので、コロナショックの時など大きく下落した時に買い集めていたのだと思います。

バフェット氏が買っていると言う事で、最近は商社株が賑わっているみたいですが、株価が調整した時に(下落相場になった時に)買った方がよりリターンは大きくなると思います。

これまで米国の成長株に投資してきたバフェット氏がスルーしてしまう程、現在のNY市場は割高になっていると思います。

昨晩は利益確定売りを切っ掛けにして下落しましたが、本格的に調整するのは、まだまだこれからだと見ています。

割高(過剰な期待)になれば、経営者は株主の期待に応えなければ!と無理をしてしまうので、適度に調整が入って割高を是正する事は決して悪い事ではないと思います。過去には無理をした為に事業を拡大して失敗したり、粉飾決算が発覚するなどの弊害が出ています。

日経平均はNYダウほど割高ではありませんので、ダウほど下がらないと思いますが、9/11のメジャーSQで買い需要は整理されるので、これまで上昇相場を牽引してきた買い戻しは入らないと見ています。

SQ前までは下げにくい地合いが続き、SQ後には下げやすい地合いに変わると見ています。ですので、昨日の高値(23580円)を更新するとしたら9/11までになると見ています。

ジリジリと上がって来ている25日線と75日線を割って、更に8/28安値22594円を割ると下への流れ(トレンド)が出来上がると思います。今回は以上です。

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