相場放浪記

相場生活者、河内の風来坊のブログです

2016年08月

おはようございます!河内の風来坊です

今年のGW明けに、3月決算の企業は本決算を発表しました。

この時、日経平均EPS(1株当たりの純利益)は1100円でした。

大方の予想は、EPSは1100円⇒1000円に減少するだろう、という予想でしたが、蓋を開けてみると1100円⇒1200円に増加しました。

なぜ、2017年度の営業利益や経常利益は、減益見通しの企業が多かったにもかかわらず、EPSは減少せずに増加したのか?

リーマンショック以降、日本の企業は危機を教訓にして、利益を内部留保する傾向が強くなっています。

もしもの時に備えて、利益を内部留保する事によって、資産は増加しました。

企業は、保有している資産(有価証券や土地・建物)を売却して、売却益になれば特別利益になります。特別利益は純利益に計上されます。

また、損金(法人税を計算する際の支出の金額)を計上すれば、税金を抑える事ができます。純利益は税引き後の利益です。

特別利益と損金を計上する事によって、純利益を増加させる事ができるのです。

EPSが減少せずに増加したのは、特別利益を計上できるだけの資産があったという事です。

家計で例えると、年収がダウンしたとしても、貯蓄があれば、十分やっていけるのと同じですね。

企業を見る時も、収益(年収)の部分だけを見るのではなくて、資産(貯蓄)も含めたトータルで見ていく必要があると思います。

家計や企業に限らず、物事を見る時は『トータルで見る』様にしていきたいと思います。

こんにちは!河内の風来坊です

投資またはトレード歴の浅い人向けに、私なりに伝えたいと思った言葉を、相場格言・ことわざ・名言の順に3つほど書きます。

①『買いは家まで 売りは命まで』

意味は、買いのリスクには限度があり(上場廃止など)、失ったとしても家までですが、売りのリスクには限度がないので、下手をすると命まで失いかねず、売りの方がリスクは大きいという意味です。

売りから入る場合は、短期にした方が良いと思います。

資産形成に取り組むのなら、中長期の買いが最も適していると思います。

上場企業は、利益の最大化を目指しています。利益の最大化を目指しているという事は、『本来、株は上を目指している』という事です。

②『急がば回れ』

有名な諺ですね。意味は、急いでいる時ほど回り道をした方が、早く目標に到達するという意味です。

損失を取り戻そうとする時、早く取り戻したい!という気持ちになると思いますが、ゆっくり回り道をするぐらいの感覚が良いと思います。

③『ただひたすら最善手』

羽生善治さんの名言です。最善手(さいぜんしゅ)と読みます。意味は、苦しい局面に立たされた時、あれこれ結果を気にするのではなくて、ひたすら最善の手を考えて、打っていく事が大事だという意味です。

私は売買をしている時、苦しい局面だけではなく、順調に行っている時でも、この言葉を思い出す様にしています。以上です。

おはようございます!河内の風来坊です

長い間、日経平均株価は保ち合っています。

以前にも取り上げましたが『大保ち合いは大相場』という格言があります。
保ち合いが長く続いた後には、大相場が控えているという意味です。

裁定買い残高が、東証1部の時価総額に占める割合は、通常は0.5%程で、
『1%をつけたら天井、0.1%をつけたら大底』と言われています。

昨日(8月24日)の東証1部の時価総額は、494兆9478億円です。

1%は4兆9494億円で、0.1%は4949億円になります。

8月19日時点の裁定買い残高は、5345億円ですので、大底に近い数字となっています。

昨日の空売り比率は、42.1%です。40%を超えると底値圏と言われていますが、最近は40%を超える日が多くなっています。空売りした株は、いずれ買い戻されますので買い需要となります。

これらの数字から、保ち合っている間に、売りのエネルギーは吸収されて、買いのエネルギーが蓄積されていると私は見ています。

いつどのような形で、蓄積されたエネルギーが放出されるかはわかりませんが、大相場が来ても慌てる事がない様に、備えだけはしておこうと思います。

おはようございます!河内の風来坊です

私自身はグロース株に興味ありませんが、個人投資家にはバリュー株よりもグロース株の方が人気がありますので、少しだけ取り上げてみたいと思います。

グロース株は、成長株または人気株と言われています。

指数(日経平均株価)寄与度の高い銘柄は、ほとんどがグロース株です。

グロース株のファンダメンタルズ指標は、割高になっています。

なぜ、割高なのか?

成長『期待』が株価に織り込まれているからです。

グロース株とバリュー株のリターンは、バリュー株の方が良いです。

割高になっているグロース株に対して、バリュー株は割安ですので。

それでもグロース株は人気株と呼ばれているだけあって、グロース株を好む個人投資家は多いと思います。

例えばクラスに、人気があって期待されているグロース君と、不人気で期待されていないバリュー君がいたとします。

ある時、グロース君は良い事をしました。「さすがグロース君!これからも期待してるよ!」と誰もが褒めましたが、グロース君の株価は上がりませんでした。グロース君が良い事をするのは当たり前と思われているからです。

ある時、バリュー君が悪い事をしました。「やっぱりバリュー君はダメやね!これからもダメでしょ!」と誰もが見放しましたが、バリュー君の株価は下がりませんでした。誰もバリュー君には期待していなかったからです。

ある時、グロース君は悪い事をしました。「まさかグロース君が!元々彼は良くなかったのかも!」と一気にグロース君の株価は暴落しました。それだけグロース君に対する期待が大きかったのです。

ある時、バリュー君は良い事をしました。「まさかあのバリュー君が!彼はひょっとすると良い奴なのかも!」と一気にバリュー君の株価は暴騰しました。それだけバリュー君は見放されていたのです。

貴方は、グロース株とバリュー株のどちらに投資しますか?

私なら、迷わずバリュー株を選びます。

こんにちは!河内の風来坊です

日経平均株価は、下値は堅いが上値は重い状態が続いています。

最近の動きを見ていますと、円高でも下がらない。でも円高なので上がらない。といった印象を受けています。

円高に傾いている主な原因は、

①日銀の追加緩和に対する「失望」

②9月の会合で行う、総括的な検証に対する「警戒」

③米国の利上げは、しばらくないだろうという「楽観」

この辺りではないかなと思います。

ただ最近は、円高でも日経平均株価は下がらなくなってきています。

追加緩和が発表される前日(7月28日)と現在(8月18日)を比較してみました。ドル円はYahoo!ファイナンスで調べた数値です。

           ドル円(終値)   日経平均株価(終値)  日経平均EPS

7月28日 105.24円    16476円      1204円

8月18日   99.87円     16486円      1198円        

為替は5円以上も円高になっていますが、日経平均株価とEPS(1株当たりの純利益)は、ほとんど変化していません。

円高でも下がらなくなっているのは、売りのエネルギーが減少していたり(8月12日の裁定買い残は、4734億円で更に減少)、日銀による1回当たりのETFの買い入れ額が、ほぼ倍になったからだと思います。

円高になっている原因を3つ挙げましたが、これらは日銀の会合とFOMCで、一変する可能性があります。

9月の日銀の会合とFOMCは20~21日にあります。珍しく同じタイミングでありますね。

9月21日をきっかけに、下値は堅いが上値は重い状態が解消されのか?注目したいと思います。

↑このページのトップヘ