相場放浪記

相場生活者、河内の風来坊のブログです

2016年06月

こんにちは!河内の風来坊です

先月投稿した『今後の方針②』で、5月~7月の間に保有している株の一部を売却して、その資金で日経先物を手掛けると書きましたが、7月~10月の間に変更します。

理由は書くまでもありませんが、選挙前には株価は上がると見ていましたが、上がるどころか逆に下がってきているので、売却するにできないからです。

今年に入ってから日経平均株価は、踏ん張りがきかない状態が続いていまして、ぬかるみの中に入ってしまった様な感じを受けています。

こんな低空飛行を続けている状態では、大暴落は起きないと思います。大暴落というのは、もっともっと高い位置から加速して落ちてきますので。

来月28日・29日に行われる日銀の会合で、日銀は動いてくる可能性が高いと見ています。

理由は、これまで日銀はマイナス金利の導入も含めて3回追加緩和をしてきましたが、いずれも1・4・7・10月に公表される経済・物価情勢の展望レポートと合わせて動いてきているからです。

「秋に大胆な経済対策を講じる」と安倍首相は明言しています。中身については8月下旬~10月下旬の間に公になるのではないかな?と思います。

来月、日銀が動いてこなければ、10月に経済対策との合わせ技になるかもわかりませんね。

現在、身動きが取れない状態が続いていますので、一瞬だけでも構わないので、何らかの刺激策によって株価が大きく上昇して、保有株の一部を売却(損切り)できればと願っています。

おはようございます!河内の風来坊です

英国の国民投票は、大方の予想とは逆に離脱派の勝利となりました。この結果を受けて株式市場が1番下落したのは日本です。

なぜ日本が1番下落したのか?比較的安全とされている円が買われたからだと思います。世界で1番安全な通貨を保有している国が、世界の株式市場では1番売られる、皮肉なものですね。

日本が本当の意味で借金大国であれば、これほどまで円は買われないと思いますので、増税をしたがっている人達の「増税が必要!」といったニュアンスの発言には気をつけましょう。

安倍総理が伊勢志摩サミット後の記者会見で「リーマンショック級」を連呼したのは、前回消費税増税を延期した時に言った「リーマンショック級が来なければ再延期はしない」と発言した事に対する整合性をとる為だと思います。

それともう1点は、与党内にいる増税をしたがっている人達(麻生さん・谷垣さん・山口代表など)への牽制だと思います。要は消費税増税を2年半再延期する為の地ならしだったと思います。

英国の国民投票の結果を受けて、株価はどこまで下がるのでしょうか?

24日の深夜に放送された『朝まで生テレビ』に経済評論家の人が出演していましたが、その人曰く「知り合いのヘッジファンドに聞いたところ、日経平均は13000円までは売り崩せる」と言っていました。

『売り崩せる』という表現が日本国民としては腹立たしいですね。

日本株が割高なので売って来るのではなくて、13000円までは『買い戻しよりも投げ売りの方が出やすい』と見られているのだと思います。

最近、日本の投資家(正確にはトレーダー)は短期目線と言いますか、短期売買をする人が増えている様に感じます。

ヘッジファンドなどの短期筋としては、日本では腰の据わった投資家が少ないので、動きやすい(稼ぎやすい)のでしょう。

私は、アベノミクス相場の下限である日経平均PBR1倍(14516円)で、下げ止まるかどうかに注目しています。

『相場は悲観の中から生まれてくる』事は歴史が証明しています。

短期筋の思惑に振り回されない様にしたいものですね。

こんにちは!河内の風来坊です

世の中には、資産100億円を超える凄腕トレーダーが存在しています。

私のイメージとしては、仮に1万人のトレーダーがいて、隣の人とジャンケンをしたとします。生き残った人は1万人→5000人になります。

生き残った5000人は、同じ様に隣の人とジャンケンをします。生き残った人は5000人→2500人になります。これを繰り返していきますと、

2500人→1250人→625人(割り切れないので敗者復活で1人足します)626人→313人(1人足します)314人→157人(1人足します)158人→79人(1人足します)80人→40人→20人→10人→5人(1人足します)6人→3人(1人足します)4人→2人→1人

最後の1人になるには13連勝しなければなりません。

13連勝するのは大変ですので、私は4連勝して625人の中に入るぐらいを目標にした方がいいと思っています。

625人でも、10000人の中で625人ですから、これでも立派な事だと思います。

凄腕トレーダーの人達は、上位10名に入る様な人達だと思います。上記のジャンケンの例で言えば、9連勝をしたらベストテン入りする事になります。

例えは変わりますが、男女5名同士で合コンをしたとします。私なら1番人気の子は避けて(諦めて)、2番人気の子と仲良くなれる様に頑張ります。

1番人気の子を避ける理由は、人気が1番集中するからです。うまく1番人気の子と仲良くなれたらいいですが、もしダメだった場合は、残っているのは3番人気~5番人気の子になります。

上を目指しすぎると激しい競争が待っていて、そこで勝って生き残れたらいいですが、激しい競争に負けて手痛い目に合う可能性の方が高いので、確実に生き残る為には『そこそこ』を目指すのが良いと思っています。

おはようございます!河内の風来坊です

昨日の日経平均株価の終値(15965円)を元に、いくつかの指標をチェックしてみたいと思います。

〇PER13.32倍(EPS1198円)  

〇PBR1.09倍(BPS14647円)

〇騰落レシオ 96%

〇ボリンジャーバンド 現在は-2σ(15628円)~-1σ(16070円)の間

〇裁定買い残高(6月10日時点) 1兆3633億円

〇空売り比率 38.8%

目を引くのが裁定買い残高の少なさです。1兆3633億円は、2012年8月17日の1兆2005億円以来、約4年ぶりの低水準となっています。アベノミクス相場になってからは現在が1番低い水準です。

裁定買い残高が少ないという事は、それだけ警戒している人が多いという事だと思います。これをどう捉えるかは人それぞれだと思いますが、私は裁定買い残高が少ない時よりも、多い時の方が危険だと捉えています。

ボリバンは、拡大と収斂(しゅうれん)を繰り返し行います。拡大局面ではプラスσは上方向へ、マイナスσは下方向への向きとなるので、バンドに沿うようにして、上にも下にも大きく動きやすい傾向にあります。現在は拡大局面です。

収斂は収束していくという意味で、プラスσもマイナスσも25日線(中心線)への向きとなり、上から押さえつけ下から突き上げる様な形になりますので、25日線を挟んで膠着しやすい傾向にあります。

現時点での日経平均株価は-2σ~-1σの間となっていて、25日線より下の位置にありますので、下への警戒が必要かと思いますが、裁定買い残高が少ないので、それほど警戒しなくても大丈夫かと思います。

それ以外の指標は可もなく不可もなくといったところでしょうか。また定期的に各指標をチェックしたいと思います。

こんにちは!河内の風来坊です

私は個人投資家は、『証券取引を通じて、利益を追及する事を目的とした個人事業者(主)』だと思っています。

たまに掲示板などで、業者による嵌め込み云々を言われる人を見かけます。

この場合の業者は、証券業界で働いている人の事を指していると思いますが、私は個人投資家は個人事業者だと思っていますので、外資・機関・個人に関わらず、投資家は全員業者だと思っています。

世の中には、騙す人間と騙される人間がいます。どちらが悪いと言えば、騙す人間の方がはるかに悪いと思います。

騙す人間を排除するには、一人一人が騙されない様にする事だと思います。騙される人が居なくなれば、騙そうと思う人も居なくなると思うからです。

騙されない様にするには、どうしたらいいのか?相場の場合ですと、適正を知る事だと思います。

適正が判れば、天井圏で買いだ!底値圏で売りだ!と、嵌め込もうとしても、引っ掛からなくなると思います。

適正を知るにはどうしたらいいのか?個別株の場合ですと、以前投稿した『適正株価算出法』を参考にして頂ければと思います

日経平均株価の適正(価格)につきましては、またの機会に私なりの算出法を投稿したいと思います。

↑このページのトップヘ